アジアを中心に展開するソフトバンクの投資会社11月5日、ソフトバンクグループの1000億ドル規模の「ビジョン・ファンド」は、自動運転や医療、金融といったさまざまな分野で、不採算のスタートアップ企業に投資し、わずか2年余りで資本の大部分を使い尽くした。写真はアジアを中心に展開するソフトバンクの投資会社。3月4日、韓国のソウルで撮影(2019年 ロイターKim Hong-Ji)

[5日 ロイター] - ソフトバンクグループの1000億ドル規模の「ビジョン・ファンド」は、自動運転や医療、金融といったさまざまな分野で、不採算のスタートアップ企業に投資し、わずか2年余りで資本の大部分を使い尽くした。

 経営難に陥った共有オフィス「ウィーワーク」運営会社の米ウィーカンパニーへの100億ドルの支援や、米配車大手ウーバー・テクノロジーズなど他の投資先の株価急落は、孫正義社長の2つ目の巨大ファンド設立に向けた取り組みに影を落としている。

 ビジョン・ファンドの投資先とパフォーマンスの概要は以下のとおり。

主要な投資先と投資額

 *ウィーカンパニーに130億ドル超(ソフトバンクGと共同で)

 *中国配車サービス大手の滴滴出行に118億ドル

 *ウーバーに77億ドル

 *東南アジアの配車サービス大手・グラブに30億ドル

 *韓国の電子商取引企業・クーパンに30億ドル

 (注釈:投資額は企業の当局への提出文書やロイター報道から)