来週の日経平均株価の予想レンジを発表!

来週(11/11~15)の日経平均株価の予想レンジは、
2万3000~2万4000円! 底堅い動きで押し目買いの
意欲も強く、物色対象は大型株⇒中小型株にシフトか

2019年11月8日公開(2019年11月10日更新)
ラカンリチェルカ(村瀬 智一)
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今週の日経平均株価は、リバウンド基調が継続して
8日(金)には一時、年初来高値2万3591.09円を記録!

 今週(11月5~8日)の日経平均株価は、11月1日に発表された米・雇用統計が予想を上回る結果だったことが材料視されるなか、3連休明けの11月5日に400円を超える上昇で2万3328.52円を記録して年初来高値を更新。その後も、株価は高値圏でこう着しながらも底堅さが意識され、週末の11月8日には米中交渉の合意報道もあって、寄り付き直後には一時2万3591.09円まで上げ幅を拡大して年初来高値を更新しました。しかし、そこから株価はじりじりと下落し、11月8日の日経平均株価の終値は2万3391.87円となっています。

■日経平均株価チャート/日足・3カ月
日経平均株価チャート/日足・3カ月日経平均株価チャート/日足・3カ月(出典:SBI証券公式サイト)
※画像をクリックすると最新のチャートへ飛びます
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 決算発表がピークを迎える中で積極的な売買は手控えられていますが、買い戻しを中心としたインデックス売買が指数を押し上げています。また、注目されていたソフトバンクグループ(9984)の決算が11月7日に発表されましたが、営業赤字転落がショック安につながる局面もあったものの、直近安値を下回らなかったことから、センチメント悪化にはつながりませんでした。そのほか、下方修正などを発表した銘柄が個別に売られる局面もありましたが、ほかの銘柄に嫌気売りが波及する流れにはならず、現在の良好な需給状況を示していました。

来週の日経平均株価は底堅い動きで押し目の買い意欲は旺盛!
物色対象が「大型株」から「中小型株」にシフトする展開も

【来週(11/11~15)の日経平均株価の想定レンジ】
 2万3000円 ~ 2万4000円

  来週(11月11日~15日)の日経平均株価も底堅い展開が予想されます。現在、日経平均株価は強いリバウンド基調が継続しており、短期的には過熱警戒感が意識されています。しかし、先高期待が高まる中で新規買いのポジションが積み上がっているわけではなく、これまでの弱気のセンチメントによる巻き戻しの流れが中心であると考えられますので、押し目での買い意欲は強いでしょう。調整を望む声も聞かれるようになってきていますので、調整局面ではさらに底堅さが意識されそうです。

 来週も決算発表のピークとなり、決算内容を度外視した物色は考えづらいところではありますが、主力の大型株の決算発表はおおむね通過したこともあり、次第に中小型株に投資家の関心が集まりやすいと考えられます。株価の一服感が強まったとしても、底堅さが意識される中では、先行して株価が上昇していた銘柄には利益確定が出やすい一方で、相対的に株価が出遅れている銘柄は見直される展開になりやすそうです。

 特に個人投資家主体の中小型株には出遅れ感が意識されていますので、そーせいグループ(4565)など、時価総額が大きいマザーズ銘柄の決算発表後の動向には関心が集まりやすいでしょう。資金の回転が速く、値動きの荒さが意識されそうですが、日経平均株価が高値でもち合い状態にある中で、物色対象が大型株から中小型株にシフトする展開が意識されそうです

【今週の値上がり率・値下がり率・出来高ランキング】
原弘産(新社名・REVOLUTION)が+138.89%で
値上がり率ランキングでトップに!

 ここからは、今週、値動きが目立った個別銘柄を見ていきましょう。

 今週の値上がり率ランキング1位は、原弘産(8894)でした。これといった材料は見当たらなかったのですが、11月1日に新たな事業(投資事業)の開始およびファンドへの投資についてリリースしており、これを手掛かりとした物色が強まったようです。低位材料株として、個人主体の資金が集中した格好です。なお、11月11日からは社名が「株式会社REVOLUTION」に変更となります。

 値上がり率ランキング2位のホープ(6195)は、11月6日に2020年6月期の第1四半期決算を発表し、営業損益が黒字に転換したことが材料視されました。ストップ高を交えての上昇から、11月8日には6800円の上場来高値を記録しています。

 値上がり率ランキング3位のテクノホライゾン・ホールディングス(6629)は、10月31日に2020年3月期の第2四半期決算を発表。営業利益は前年同期比164.4%増の7.97憶円で着地して、通期予想に対する進捗率が66.4%と高いことが好感され、ストップ高を交えての上昇が続きました。

 一方、値下がり率ランキング1位のフレアス(7062)は、ストップ安を交えての下落となりました。2020年3月期の第2四半期と通期の業績予想を下方修正したことが嫌気されました。人手不足が響き、新規獲得利用者数やサービス提供回数が期初計画を下回っています。

 値下がり率ランキング2位のリンクバル(6046)は、11月6日に発表された2019年9月期の通期決算では営業利益が前期比39.5%増の10.26億円に拡大。しかし、2020年9月期の業績予想では前期比48.6%減の5.27億円に落ち込む見通しとなったことが嫌気されたようです。

■今週の値上がり率トップ5
順位 先週末比(%) 銘柄名(市場・コード)※クリックで最新株価・チャートへ
1 +138.89 原弘産(東2・8894)
(※11月11日から「REVOLUTION」に社名変更)
2 +40.09 ホープ(マザ・6195)
3 +33.46 テクノホライゾン・ホールディングス(JQ・6629)
4 +33.33 アジア開発キャピタル(東2・9318)
5 +32.52 日本パレットプール(JQ・4690)
■今週の値下がりワースト5
順位 先週末比(%) 銘柄名(市場・コード)※クリックで最新株価・チャートへ
1 −23.76 フレアス(マザ・7062)
2 −23.11 リンクバル(マザ・6046)
3 −19.31 ログリー(マザ・6579)
4 −18.70 メルカリ(マザ・4385)
5 −18.61 ショクブン(東2・9969)
■今週の出来高トップ5
順位 出来高(株) 銘柄名(市場・コード)※クリックで最新株価・チャートへ
1 394,072,500 みずほフィナンシャルグループ(東1・8411)
2 311,279,100 エー・ディー・ワークス(東1・3250)
3 242,058,700 Zホールディングス[旧ヤフー](東1・4689)
4 215,790,200 三菱UFJフィナンシャル・グループ(東1・8306)
5 174,199,100 音通(東2・7647

【来週の主要イベント】
個人投資家に人気のそーせいグループなど
中小型株の決算発表に注目!

<11月11日(月)>
◆9月機械受注
◆9月国際収支/貿易収支
◆10月景気ウオッチャー調査
◆決算発表:TATERU(1435)大林組(1802)博報堂DYホールディングス(2433)住友ベークライト(4203)ソースネクスト(4344)デジタルガレージ(4819)栗田工業(6370)堀場製作所(6856)浜松ホトニクス(6965)ブイ・テクノロジー(7717)凸版印刷(7911)ふくおかフィナンシャルグループ(8354)東急(9005)TKC(9746)
◆英7-9月期GDP(速報値)
◆英9月鉱工業生産指数
◆英9月貿易収支

<11月12日(火)>
◆決算発表:清水建設(1803)協和エクシオ(1951)大戸屋ホールディングス(2705)フジタコーポレーション(3370)GMOペイメントゲートウェイ(3769)ユーザベース(3966)カネカ(4118)そーせいグループ(4565)大塚ホールディングス(4578)ペプチドリーム(4587)富士フイルムホールディングス(4901)ジェイ エフ イー ホールディングス(5411)SMC(6273)ユニバーサルエンターテイメント(6425)日産自動車(7201)ハピネット(7552)タカラトミー(7867)セイコーホールディングス(8050)住友不動産(8830)ニチイ学館(9792)
◆英10月失業率
◆独11月ZEW景況感調査

<11月13日(水)>
◆10月国内企業物価指数
◆決算発表:前田建設工業(1824)LIFULL(2120)日本サード・パーティ(2488)マツモトキヨシホールディングス(3088)トリドールホールディングス(3397)ブイキューブ(3681)FFRI(3692)大王製紙(3880)ベネフィットジャパン(3934)ブロードバンドセキュリティ(4398)ADEKA(4401)イーソル(4420)ロート製薬(4527)サイボウズ(4776)ノーリツ(5943)リクルートホールディングス(6098)野村マイクロ・サイエンス(6254)井関農機(6310)アイ・オー・データ機器(6916)ヤマハ発動機(7272)ノーリツ鋼機(7744)三菱UFJフィナンシャル・グループ(8306)近鉄グループホールディングス(9041)学研ホールディングス(9470)ジャパンシステム(9758)
◆ニュージーランド準備銀行政策金利
◆独10月CP(改定値)
◆欧9月鉱工業生産
◆米MBA住宅ローン申請指数
◆米10月CPI
◆米パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長発言
◆決算発表:アプライド マテリアルズ(AMAT)シスコシステムズ(CSCO)

<11月14日(木)>
◆7-9月期GDP(速報値)
◆決算発表:ITbookホールディングス(1447)飛島建設(1805)FRONTEO(2158)リンクアンドモチベーション(2170)夢真ホールディングス(2362)あいホールディングス(3076)オイシックス・ラ・大地(3182)すかいらーくホールディングス(3197)AMBITION(3300)ガンホー・オンライン・エンターテイメント(3765)クラウドワークス(3900)ビーグリー(3981)関東電化工業(4047)第一稀元素化学工業(4082)電通(4324)カオナビ(4435)窪田製薬ホールディングス(4596)レアジョブ(6096)エボラブルアジア(6191)高見沢サイバネティックス(6424)HANATOUR JAPAN(6561)シライ電子工業(6658)かんぽ生命保険(7181)ゆうちょ銀行(7182)CYBERDYNE(7779)みずほフィナンシャルグループ(8411)第一生命ホールディングス(8750)KADOKAWA(9468)
◆豪10月失業率
◆中10月鉱工業生産
◆中10月小売売上高
◆独7-9月期GDP(速報値)
◆英10月小売売上高
◆米10月PPI
◆決算発表:エヌビディア(NVDA)ウェイボー(WB)ウォルマート(WMT)

<11月15日(金)>
◆9月鉱工業生産(確報値)
◆9月設備稼働率
◆欧9月貿易収支
◆米11月ニューヨーク連銀製造業景気指数
◆米10月小売売上高
◆米10月設備稼働率
◆決算発表:JCペニー(JCP)

【来週の注目銘柄】
「ソースネクスト」「SOU」「エーアイ」をピックアップ!

 来週、注目したい銘柄は、この3つです。

ソースネクスト(2019年11月8日時点)
業種 市場・コード 株価 予想PER 実績PBR
情報・通信業 東1・4344 499円 60.6倍 5.76倍
決算通過後は改めて物色対象として関心が集まる可能性
主力製品のAI通訳機「POCKETALK W」の国内外での販売好調を手掛かりに、昨年10月には773.5円(分割考慮)まで急伸しました。その後、株価は調整が続いていますが、8月につけた安値365円をボトムに、足元ではリバウンド基調が継続。5月の高値(545円)から半年が経過し、需給整理も一巡したと考えられます。第2四半期決算が発表されるのは11月11日。来年の東京オリンピック・パラリンピックを控え、決算通過後は改めて物色対象として関心が集まりそうです。
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SOU(2019年11月8日時点)
業種 市場・コード 株価 予想PER 実績PBR
卸売業 マザ・9270 2123円 16.3倍 4.03倍
中国では富裕層による骨董品などの需要ニーズが高い
足元の業績については、2019年8月期は3期連続で増収増益を達成しており、売上・利益ともに業績予想に対して上振れで着地しました。ジャンル別では、時計・ジュエリーといった高単価商材は前期比10%以上の増加、貴金属類の買い取り量の増加にともなって地金売上も前期比25.2%増、買い取り専門店の新規出店や金相場の高騰などによって買い取り機会が増加したことで、バッグやアパレル類の取り扱い額も増加しました。中国では富裕層による骨董品などの需要ニーズが高いこともあり、引き続き注目されそうです。株価は10月15日の決算発表を受けて急伸して2490円まで上昇。その後の調整で25日移動平均線まで下げてきており、押し目狙いのスタンス。
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エーアイ(2019年11月8日時点)
業種 市場・コード 株価 予想PER 実績PBR
情報・通信業 マザ・4388 1542円 49.3倍 7.36倍
米国の音声・画像認識ソフト会社との技術提携に伴う進捗に関心
第2四半期決算は11月11日に発表予定。9月13日には第2四半期の業績予想の修正を発表しており、営業利益は従来の2300万円から5300万円に上方修正しています。株価はこの業績修正を評価する値動きもみられましたが、その後は再び調整基調にあります。25日移動平均線を挟んでのこう着状態が続く中、11月11日の決算を受けて、ボトム圏にある株価が見直されることが期待されます。昨年10月には音声・画像認識ソフトを手掛ける米ニュアンス・コミュニケーションズ(NUAN)と技術提携したと発表しましたが、進捗状況などにも関心が集まりやすいでしょう。
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今から買って大丈夫?
タイプ1-価格が上がりすぎ!
オリエンタルランド、Jリート、金
タイプ2-価格が下がりすぎ!
ゆうちょ銀、東証マザーズ、串カツ田中
タイプ3-配当の利回り高すぎ!
JT、日産自動車、銀行株
タイプ4-赤丸急上昇の話題沸騰株!
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