注目銘柄ダイジェスト(前場):シャープ、グリー、エニグモなど

7月24日 11時36分
フィスコ
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シャープ<6753>:284円(前日比-10円)
売り先行。4-6月期最終損益は1000億円前後の赤字になったもようと伝わっている。
液晶パネル工場の稼働率低迷などが主因に。通期では300億円の赤字を見込んでいる
が、リストラ費用計上などに伴う下振れの可能性が高いともされている。市場予想以
上の赤字幅と見られ、自己資本の毀損に対する警戒感なども先行する展開に。稼働率
は足元で回復しているとも伝わっているが、収益性などは確認する必要性があるとの
見方も。鴻海との提携後のシナリオにも不透明感が強く、アク抜け感が強まる状況に
は至らず。

グリー<3632>:1414円(同+38円)
切り返す。4-6月期の営業利益は200億円前後となり、前四半期比では約2割減と、初
の減少になったもようと観測報道が伝わっている。市場予想は220億円程度とみら
れ、ほぼ想定の範囲内の状況と捉えられる。足元における減速はネガティブな印象だ
が、コンプガチャ問題などを背景に5月の売上高が落ち込んだことは想定線とみら
れ、ネガティブなインパクトは限定的となり、売り一巡後は切り返す展開となってい
る。

アコム<8572>:1558円(同+57円)
上昇が目立つ。みずほが同社の投資判断を「アンダーパフォーム」から「中立」に格
上げ、目標株価も800円から1680円に引き上げていることなどが材料視されている。
みずほでは、国内無担保ローン事業は今後2年内に底打ち局面を迎え、利息返還金を
除くベースでは、400億円近い営業利益を継続的に創出できる確度が高まってきたと
の評価へ。本日は大和がイオンクレジットサービス<8570>を格上げするなど、ノンバ
ンク業界に対する見直しの流れも。

リコー<7752>:533円(同+4円)
反発。前日は対ユーロでの円高進行、米ゼロックスの業績下方修正などが嫌気されて
きつい下げとなり、6月4日以来の安値更新となっていたが、本日は突っ込み警戒感か
ら押し目買いの動きなども強まる格好に。株価の割安感は台頭しており、配当利回り
は4.7%の水準にまで上昇へ。減配リスクは乏しいとの見方も多いもようであり、株
価の下支えとなる状況のようだ。

太陽誘電<6976>:619円(同-21円)
軟調。モルガン・スタンレー(MS)では投資判断を「オーバーウェイト」から「イコ
ールウェイト」に格下げ、目標株価も1000円から750円に引き下げていることなどが
マイナス材料視されている。MSでは、第2四半期以降のPCやスマホなどの最終需要動
向が不透明となり、同社の業績が大幅に改善する可能性は低くなったと判断している
もよう。なお、昨日も下げが目立ったが、UBSでは民生家電への依存度の高さなどを
指摘していた。

ライトオン<7445>:685円(同-15円)
さえない。前日には7月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比7.3%
減、昨年11月以来の前年割れとなり、今8月期に入ってからは最も減収率が大きくな
っている。大雨の影響や低気温の継続などが伸び悩みの要因に。足元までは、衣料品
専門店のなかで好調推移が目立っていたが、他社と同様の落ち込みとなる格好に。


岡村製作所<7994>:559円(同+12円)
しっかり。第1四半期営業利益は前年同期比63%増の約20億円になったもようと報じ
られている。現在23億円予想となっている上半期営業利益も上振れする公算が大きい
とされている。首都圏におけるオフィス家具販売の好調などが背景のようだ。第4四
半期のウェイトが大きいものの、通期での上振れ期待なども先行する格好に。


メルコ<6676>:1655円(同+52円)
安寄りスタート後、急速に切り返す展開で上昇率上位。同社は前日に第1四半期決算
を発表、営業利益は3.8億円で前年同期比82%減益、通期予想である80億円、前期比
22%増益見通しに対して低調なスタートになっている。ただ、野村ではほぼ予想線で
の着地と指摘、今後は無線LANの価格競争緩和、タイ洪水の悪影響剥落などから四半
期業績の改善確度は高いと見ているもよう。業績下振れ懸念は株価に反映されている
印象もあり、短期的な悪材料出尽くし感が強まる形のようだ。

鉱研工業<6297>:317円(同-23円)
下げ目立つ。昨日4-6月期決算を発表し、営業損益は7200万円の赤字、最終損益は
9300万円の赤字となったことが嫌気されている。第1四半期は、ボーリング機器関連
の受注が震災復興需要などにより前年期比で増加した一方、工事施工関連の受注は大
型工事案件がなく減少。なお、受注高は前年同期比17%減の12.9億円となったよう
だ。

ラクオリア創薬<4579>:395円(同+47円)
急伸で、一時ストップ高まで。米アラタナ社と、EP4拮抗薬の医薬品原薬開発契約
を締結したと発表したことが材料視されている。アラタナ社はEP4拮抗薬の原薬開
発や製造を実施し、その原薬を動物薬開発に使用。同社は、アラタナ社に一定の対価
を支払うことによって、アラタナ社から原薬の一部と日米欧医薬品規制調和国際会議
ガイドラインに準拠した製造データなどを受領するようだ。

GMOクラ<3788>:46350円(同+2800円)
買い先行。上期営業利益を3.4億円から4.8億円へ、通期計画を8.7億円から10.0億円
へとそれぞれ上方修正したことが好感されている。ホスティングサービス事業では、
パブリッククラウドサービスの販売が順調に進んだほか、セキュリティサービス事業
も国内外で大口案件の増加などによって好調に推移。また、同時に期末配当予想を
1500円から1800円へと引き上げたことも支援材料に。

ワイヤレスG<9419>:2170円(同+110円)
買い優勢。本日はマザーズ市場に、ソーシャル・ショッピング・サイト「BUYMA
(バイマ)」を運営するエニグモ<3665>が新規上場し、買い気配からのスタートとな
るなど人気化となっていることが直近IPO銘柄の刺激材料に。ただし、13日に上場
したアクトコール<6064>は大幅安で上場来安値を更新しているほか、EAJ<6063>の
下落も目立つなど、直近IPO銘柄への物色はまちまちとなっている。

エニグモ<3665>:買い気配
今日マザーズ市場へ上場。公開価格1750円に対して、初値予想の市場コンセンサスは
4025円~6000円となっている。前引け時点で、2982円に買いが約32.6万株、売りが約
13.4万株、差し引きでは約19.1万株となっている。

(フィスコ)

【※関連銘柄の株価チャートはこちら!】
◆シャープ(6753)
◆グリー(3632)
◆アコム(8572)
◆イオンフィナンシャルサービス(8570)
◆リコー(7752)
◆太陽誘電(6976)
◆ライトオン(7445)
◆岡村製作所(7994)
◆メルコホールディングス(6676)
◆鉱研工業(6297)
◆ラクオリア創薬(4579)
◆GMOクラウド(3788)
◆ワイヤレスゲート(9419)
◆エニグモ(3665)
◆アクトコール(6064)
◆日本エマージェンシーA(6063)
【※最新の株価指数・為替チャートはこちら!】
◆日経平均株価
◆東証マザーズ指数
◆ジャスダック平均株価
◆NYダウ(ダウ平均株価)
◆ナスダック総合指数
◆米ドル/円
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