[17日 ロイター] - 米パソコン大手HP<HPQ.N>は17日、米事務機器大手・ゼロックス<XRX.N>が提示した現金と株式交換の組み合わせによる335億ドルの買収案について、自社の価値を「著しく過小評価」しているとして拒否したことを明らかにした。その上で、ゼロックスに対する逆買収を模索する意向を示した。

ゼロックスは11月5日に買収提案を行った。同案についてHPは発表文書で、統合会社が「巨額の債務」を負うことになり、株主の最善の利益にならないと指摘した。

一方で、両社の統合は恩恵をもたらす可能性があるとの認識を示し、ゼロックスを買収する可能性に言及。「ゼロックス経営陣の深い関与と、ゼロックスの資産査定に関する情報へのアクセスがあれば、取引の利点を早期に評価できるだろう」とした。

ゼロックスに帳簿公開を求めた形だが、ゼロックスは買収ターゲットとしてHPと交渉するかどうかに関してコメント要請に応じていない。

ゼロックスの提案はHPの株主に対して、1株当たり22ドル(現金17ドルとゼロックス株0.137株)を支払う内容で、受け入れられた場合、HP株主が保有する統合後の新会社の株式比率は約48%になっていた。