ゴードン・ソンドランド駐欧州連合(EU)大使は20日、米下院情報委員会の公開公聴会に出席し、ウクライナへの調査要請はドナルド・トランプ米大統領の「明確な指示の下で」行ったと証言した。ソンドランド氏は「大統領に任命された人間として、大統領の指示に従った」と説明。「トランプ氏から指示されたため」トランプ氏の顧問弁護士、ルディ・ジュリアーニ氏とともにウクライナに調査を働きかけたと述べた。また冒頭に読み上げた声明では、トランプ氏がウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領と電話会談を行った翌日の7月26日に、キエフのレストランからトランプ氏に電話をかけたことを認めた。その時はこの電話が重要だとは考えていなかったため詳細は覚えていないとしながらも、 「トランプ大統領の懸念についてジュリアーニ氏から伝えられたことを踏まえると、大統領が調査について言及しなかったら、より驚いていただろう」と語った。
ウクライナへの調査要請、駐EU大使「トランプ氏指示で」
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