[ワシントン 21日 ロイター] - 米上院議員15人の超党派グループは21日、トランプ大統領に宛てた書簡で、中国の通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]への部品販売を米企業に認めるライセンスの発行を停止するよう要請した。

書簡は「ライセンス発行が、国家安全保障上の脅威につながるかどうかについて明確な判断基準を示す報告書」を議会に提出するまで発行を停止するべきだとしている。

米商務省は20日、米企業に対し、ファーウェイへの一部の部品販売を許可するライセンスの発行を開始したと発表した。[nL3N2803WP]

米当局者によると、20日時点で米企業からの申請約300件のうち半分程度が処理されており、このうち半分が許可され、半分は却下されているという。

書簡はまた「ファーウェイや関連企業への部品売却を許可するいかなるライセンスも発行前に(議会指導部に)通知」するよう求めている。

書簡には、民主党のチャック・シューマー上院院内総務や共和党のトム・コットン上院議員が署名。このほか、共和党上院議員のベン・サス氏、ジョン・コーニン氏、ジョシュ・ホーリー氏、リック・スコット氏、民主党上院議員のエリザベス・ウォーレン氏、リチャード・ブルメンタール氏、ロン・ワイデン氏、コリー・ブッカー氏の署名もある。

ホワイトハウスはコメントを控えた。

商務省は「国家安全保障や、米外交政策上の利益に深刻なリスクをもたらさない限定された特定の取引に関するライセンスを発行」していると説明。ライセンス発行は、同省のほか国防総省や国務省、エネルギー省など省庁間の審査プロセスを経て承認されていると付け加えた。

商務省は5月に安全保障上の理由で、米政府の許可なく米企業から部品などを購入することを禁止する「エンティティーリスト」にファーフェイを追加した。