ベトナム 2019年12月6日

ベトナムでコワーキングスペース活用の勧め

挽きたてのコーヒーが無料で飲み放題

 飲食に関しても不自由はしない。例えば私がよく利用するコワーキングスペースでは、コーヒーマシーンが置いてあり、何杯でも自由に飲むことができる。その場で豆を挽いて入れるタイプなので、なかなか美味しい。氷も用意されているので、アイスコーヒーも大丈夫だ。また野菜やフルーツを入れた「デトックス飲料」も用意されていて、これも好きなだけ飲むことができる。さらにスナック菓子や飲み物が買える自動販売機まで設置されている。

 ただしコワーキングスペースによって対応は異なり、コーヒーマシーンが有料というところもある。料金は1杯1万〜1万5000ドン(約50~75円)程度。仕事場カフェとして人気があるコーヒーハウスやハイランズコーヒーといったチェーン店のコーヒーは2万9000ドン(約145円)だから、カフェに比べて割安だ。こういうところでも、インスタントのコーヒーやお茶、飲料水は無料である。

 食事を提供しているコワーキングスペースは少数派だが、これに関しても不自由は感じない。一度、入室すると、営業終了時刻まで出入りは自由なので、お腹が空いたら近くのレストランに食べに行けばいい。ケータリングサービスを利用して食事を取り寄せたり、お弁当を持ち込んだりしている人もいる。ほとんどのところで、電子レンジや湯沸かしポットを備え付けているので、持参した弁当を温めてホカホカの食事をとることも可能だ。

キッチンには電子レンジ、冷蔵庫などがある【撮影/中安昭人】

短時間の利用であればカフェのほうがお得

 これだけサービスが充実しているのだから、当然、料金はカフェより高くなる。現在、当地のコワーキングスペースの1日利用料金は15万ドン(約750円)というのが相場である。日本のコワーキングスペースのドロップイン料金は1000~2000円だろう。日越の物価の格差を考えると、ベトナムは割高感がある。

 また日本だと、1時間単位でドロップイン利用ができるコワーキングスペースもあるが、ベトナムの場合は基本的に1日単位だ。料金は入室時に払う。なにかの事情があって1時間で出てしまう場合でも1日分の料金だ。短時間の利用であればカフェに軍配があがる。

 ドロップインの場合は利用できる時間帯にも制限がある。月単位で契約した人であれば、24時間、週7日使えるが、ドロップインの場合、例えば「平日の朝9時から18時までのみ」というように時間制限が設けられている。カフェであれば週末はもちろん、朝は7時くらいから営業しているところが多く、夜も23時頃までは営業している。

 お客さんとの打ち合わせをする場合も、カフェのほうが便利かもしれない。コワーキングスペースの中には、入り口付近に接客スペースを設けているところもあるが、それがない場合、有料で会議室を借りる必要がある。会議室の数には限りがあり、自分が使いたいときに空いているとは限らない。その点、カフェであれば、作業をしている店まで来てもらえば済む。


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橘 玲(Tachibana Akira) 作家。1959年生まれ。早稲田大学卒業。「海外投資を楽しむ会」創設メンバーのひとり。著書に『お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方』『(日本人)』(幻冬舎)、『臆病者のための株入門』『亜玖夢博士の経済入門』(文藝春秋)、『黄金の扉を開ける賢者の海外投資術』(ダイヤモンド社)など。
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