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7月30日 11時37分
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フィスコ

注目銘柄ダイジェスト(前場):富士通、コニカミノルタ、東北電力など

富士通<6702>:297円(前週末比-40円)
大幅安で下落率トップ。先週末に発表した4-6月期決算では、営業損益は250億円の赤
字、前年同期比79億円の赤字幅拡大となっている。もともと、4-6月期の収益水準は
低く、実績も会社計画は上回ったもようだが、前年同期には震災の影響もあっただけ
に、大幅な赤字幅拡大の水準は市場コンセンサスに未達であったもよう。モルガン・
スタンレー(MS)では、第2四半期以降の業績悪化懸念も反映として、投資判断を
「イコールウェイト」に格下げへ。また、足元では業績悪化のハイテク株に対して売
り圧力が強まっているが、こうした流れも波及する格好に。株価は1978年以来の300
円割れ。

コニカミノルタ<4902>:549円(同+29円)
大幅続伸で上昇率上位。先週末に発表した第1四半期決算がポジティブなインパクト
にも。4-6月期営業利益は63.4億円で前年同期比94%増益、市場コンセンサス60億円
弱の水準をやや上回る着地となっている。事務機器業界ではここまで厳しい決算発表
が多く、海外ではゼロックスやレックスマークなどが決算発表後に急落、国内ではキ
ヤノン<7751>も一時大幅安の展開になっていた。対ユーロでの円高傾向も含めて、同
社に関しても警戒感が強まっていたもようだ。

東北電力<9506>:493円(同-51円)
下げがきつい。同社は先週末に決算を発表、4-6月期経常損益は128億円の赤字、コス
ト削減進展などで前年同期比では63億円の改善であるが、引き続き厳しい環境が続く
格好になっている。実績値にサプライズはないものの、通期予想や配当金は未定とし
ており、依然として先行きの不透明感が拭えない状況に。他の電力株も連れ安する展
開。

コマツ<6301>:1712円(同-51円)
売り先行の展開。先週末の報道では、4-6月期営業利益は前年同期比2割前後下落の
560億円前後になったもようとの観測報道が伝わっている。通期営業利益も従来の
3150億円から2800億円前後にまで下振れる見通しと。4-6月期、通期見通しともに市
場コンセンサスを下回っているほか、先に第決算を発表した日立建機<6305>との比較
感からも、ネガティブなインパクトが先行する形に。なお、決算発表は明日31日を予
定している。

フォスター電機<6794>:1172円(同+99円)
大幅高で上昇率上位。同社は先週末に第1四半期決算、並びに業績修正を発表してい
る。営業利益は上半期が20億円から13億円に減額修正、一方、通期では60億円から62
億円に増額修正している。主要ユーザーの新機種向け売上高のずれ込みなどが業績修
正の主因。為替前提の円高修正にも関わらず、通期予想を上方修正していることで、
会社側の業績に対する自信の表れとも受け止められる格好に。

富士フイルム<4901>:1375円(同+68円)
上昇が目立つ。先週末に発表した決算内容が買い安心感を強めさせる格好に。営業利
益は209億円で前年同期比28%減益となったが、190億円程度とみられる市場コンセン
サスは上回る着地になっている。また、野村では、決算説明会において、自社株買い
の可能性が高まってきたことは好印象としているようだ。

クラリオン<6796>:148円(同-13円)
急落で下落率上位。同社は先週末に第1四半期の決算を発表しているが、ネガティブ
材料として捉えられているようだ。営業利益実績は13.4億円、前年同期比で大幅増益
となったが、市場コンセンサス20億円強のレベルは下回り、通期計画に対する進捗率
も15%にとどまっている。市販ナビ市場の低調などは、第2四半期以降の回復に対し
て懸念材料との見方もあるもよう。

日立電線<%%%5812%%%>:139円(同-14円)
急落で下落率上位。先週末に発表した決算がネガティブサプライズにつながってい
る。4-6月期営業損益は1.7億円の赤字、通期営業益も120億円から70億円に下方修正
している。エレクトロニクス関連製品の販売低迷に加え、鉄道車両向け電線などの需
要立ち上がりも遅れているもよう。銅価格の低迷に伴う銅差損の発生も大きく影響
へ。固定費削減効果以上の事業環境悪化に失望売りへ。

高岳製作所<%%%6621%%%>:144円(同+4円)
しっかり。高速道路各社は、2020年までに全国の高速道路の約100箇所に充電器を置
く計画であると報じられている。急速充電器を手掛ける同社などには、ビジネスチャ
ンスの拡大につながっていくとの見方。なお、こうした利用環境の整備は電気自動車
の普及拡大につながり、それが充電器の更なる需要拡大にもつながっていくとみられ
ている。

野村総合研究所(NRI)<4307>:1678円(同-128円)
下げが目立つ。第1四半期営業利益は82.5億円、前年同期比5%減益となった。市場コ
ンセンサスは2ケタ増益であったため、減益決算にはネガティブなインパクトが強ま
る格好のようだ。保険業界向けの大型案件で追加コストなどが発生、想定比下振れの
主因となっている。一過性の要因とはみられるものの、今期業績の下振れリスクの高
まりなどが嫌気売りを誘う形になっている。

コムチュア<3844>:ストップ高買い気配
ストップ高買い気配。上期営業利益見通しを1.8億円から2.7億円へ、通期見通しを
5.1億円から7.0億円へとそれぞれ上方修正したことが好感されている。クラウド&モ
バイル事業が拡大しているほか、ネットバンキングをはじめとした金融部門、基幹系
システムの需要拡大などが寄与。また、同時に中間配当を11円実施し、通期の配当予
想を15円から22円へと引き上げたことも好材料視へ。

J・TEC<7774>:84400円(同+9300円)
急伸。厚生労働省から、整形外科領域におけるヒト由来細胞・組織加工医療機器とし
て、日本初の自家培養軟骨「ジャック」の製造販売承認を取得したと発表したことが
材料視されている。自家培養軟骨は、患者自身の膝関節軟骨の非荷重部から軟骨組織
を少量採取し、軟骨細胞を取り出してアテロコラーゲンというゲル状の物質の中で約
4週間培養したもの。なお、今期業績予想に及ぼす影響はないとしている。


エスクリ<2196>:1671円(同+58円)
大幅高。先週末に4-6月期決算を発表し、営業損益は800万円の赤字となった。ただ
し、上期計画では2.2億円の赤字が見込まれているほか、昨年も4-6月期は1.6億円の
赤字となったものの、7-9月期以降に損益は大きく改善しており、足元の赤字決算は
ネガティブ材料視されていない。また、同時に8月末をもって、1:3の株式分割を実
施すると発表したことも支援材料となっているようだ。

WSCOPE<6619>:579円(同-134円)
急落で、一時ストップ安まで。通期の営業利益見通しを20.8億円から11.5億円へと大
幅に下方修正したことが嫌気されている。北米の主要顧客への出荷が遅れたほか、中
国市場の需要伸び悩みが背景のようだ。今期は増益計画から一転して減益見通しとな
り、ネガティブなインパクトが強まる格好に。なお、上期営業利益見通しについて
は、4.9億円から5.6億円へと上振れへ。

ニューフレア<6256>:600000円(同+54000円)
買い先行。先週末に4-6月期決算を発表し、営業利益は前年同期比79%増の57億円と
大幅増益での着地となったことが好感されている。上期計画の90億円に対する進捗率
は約63%となり、順調な立ち上がりを前向きに評価へ。スマートフォンやタブレット
型端末の普及に伴い、半導体の微細化技術関連投資が増加する中で、主力の電子ビー
ムマスク描画装置が堅調に推移しているようだ。

サイバーエージェント<4751>:159200円(同-16700円)
大幅続落。先週末に引き続き、市場予想を下回った第3四半期決算が嫌気され換金売
りに押される展開となっている。決算発表を受けてゴールドマン・サックス(GS)
が投資判断を引き下げたほか、SMBC日興証券でも投資判断を「1」から「2」へ、
目標株価を32万9000円から25万9000円へと引き下げへ。当面は利益成長モメンタムが
鈍化する可能性が高く、短期的ながら利益成長は踊り場とコメントしている。


(フィスコ)

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◆フオスタ-電機(6794)
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◆野村総合研究所(4307)
◆コムチュア(3844)
◆ジャパン・ティッシュ・エンシ(7774)
◆エスクリ(2196)
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◆ニューフレアテクノロジー(6256)
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