Spiller氏らによれば、相談事例の約半数は大麻の使用に関連したもので、その要因の一つには、娯楽や医療目的の大麻を合法化する州が増えたことが挙げられるという。同氏は「多くの州で大麻は合法化されているが、子どもを持つ親や医療従事者は、他の薬剤と同様に、これらの物質を子どもの手の届かないところに厳重に保管する必要がある」と指摘。その上で、「天然の精神活性物質を含む食用品は、子どもがお菓子と間違えて口に入れてしまう危険性が高い」として、特に注意を呼び掛けている。なお、今回の調査では、6歳未満の子どもの多くは好奇心から大麻などを使用したことも示されている。

 さらに、今回の調査では、2000年から2017年にかけて、ほとんどの天然の精神活性物質に関しては相談件数が大幅に減少した一方で、大麻は150%、ナツメグは64%、クラトムに至っては5000%近くまで急増したことが分かった。今回特定された42例の死亡例のうち、クラトム関連は8例を占めていたことから、「これらの結果から、クラトムの使用には特に注意を払う必要性が強調された」とSpiller氏らは説明している。

 なお、今回特定された死亡例のうち7例は小児とティーンエイジャーの若者であった。そのうち5例は13~19歳で、抗コリン作用性の植物や幻覚作用のあるキノコ、カバカバ(ポリネシアの島々に自生するコショウ科の植物)、大麻の使用が原因だった。一方、13歳未満の残りの2例は、いずれも大麻の使用を原因としていたという。(HealthDay News 2019年11月27日)

https://consumer.healthday.com/public-health-information-30/marijuana-news-759/u-s-poison-centers-field-more-calls-about-psychoactive-substances-study-752511.html

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