12月12日、出口調査によると、英総選挙は与党保守党が過半数確保の見込み。写真は投票所を訪れたジョンソン首相。12月12日、ロンドンで撮影(2019年 ロイター/Henry Nicholls)

[ロンドン 12日 ロイター] - 12日に投票が行われた英総選挙は、出口調査によると、ジョンソン首相率いる与党・保守党が過半数を確保し、圧勝を収める見通しだ。来年1月31日の欧州連合(EU)離脱実現に向けて大きく前進する。

 BBC、ITV、スカイの3放送局が共同で実施した出口調査によると、保守党は下院(定数650)で368議席を獲得する見込み。予測通りなら、国政選挙としては保守党にとってサッチャー元首相の下での1987年以来の大勝となる。

 最大野党の労働党は191議席にとどまる見込みで、予測通りなら1935年以来最悪の結果となる。スコットランド民族党(SNP)は55議席、自由民主党は13議席をそれぞれ獲得する見通し。ブレグジット党は議席を獲得しない見込み。

 ジョン・バーコウ前下院議長は「(出口調査に基づく予測通りなら)保守党にとって素晴らしい勝利となる。ジョンソン首相は自身の賭けが完全にうまくいったと感じるだろう」と語った。

 出口調査結果を受けてポンドは急伸。対ユーロで2016年7月以来の高値を付け、対ドルでは一時2.3%高の1.3480ドルまで買われた。

 公式開票結果はこの後7時間の間に発表される。

 出口調査に基づく予測が外れたのは過去5回の国政選挙のうち2015年の1回のみ。その際は出口調査でハングパーラメントが予測されたが、実際には保守党が過半数を獲得した。

 今回の出口調査が正しければ、ジョンソン首相は1月31日の離脱に向け、EUと合意した離脱協定の批准に早急に動くとみられる。

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