[ブリュッセル 15日 ロイター] - ノルウェーの国営通信会社テレノール<TEL.OL>は15日、次世代通信規格「5G」通信網の展開に、中国の通信機器大手華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]が関与すると改めて表明した。

ただ、ペッターボーレ・フルベルク最高経営責任者(CEO)は13日ロイターに対し、同社は4─5年の近代化期間でファーウェイの通信網部品の使用を段階的に廃止すると語った。

米国は安全保障上の理由で、ファーウェイの機器を使用しないよう同盟国などに呼び掛けており、同社は欧州でも厳格な監視に直面している。

テレノールは4G通信網でファーウェイと10年以上協力している。テレノールの通信担当のバイスプレジデント、ハンナ・クヌーセン氏は書面による質問に、ファーウェイは引き続きインフラ構築に関わると説明。

その上で、スウェーデン通信機器大手の「エリクソンが5Gの無線アクセスネットワーク(RAN)の新たなベンダーとして選定されたが、4G通信網の維持とわが国の一部の地域における5Gへのアップグレードでファーウェイとも協力する」と回答した。

また「ファーウェイはこれまでコア通信網向けではなくRAN向けのハードウエアを納入している。同社は、一部の地域における5Gへのアップグレードでもコア通信網ではなくRAN向けの装置を提供する」と付け加えた。

テレノールはコア通信網構築では、エリクソンやフィンランド通信機器大手のノキアと協力する。