米アイオワ州で14日、今年の米大統領選に向け民主党からの指名獲得を争う候補者6人が討論会を行った。中東地域からの米軍撤収については異なる意見が出た。またドナルド・トランプ大統領の外交政策について批判の声が上がった。同州で2月に行われる党員集会前の最後の討論会となった。トランプ大統領がイラン革命防衛隊の精鋭部隊のガセム・ソレイマニ司令官殺害を命じて以降、米国とイランの緊張が高まっている。これを受け、過去6回の討論会よりも外交問題について踏み込んだ議論が展開された。ジョー・バイデン前大統領は、過激派組織「イスラム国(IS)」対応のため中東地域に「小規模」な部隊を残すだろうと述べた。一方、エリザベス・ウォーレン上院議員(マサチューセッツ州)はさらに踏み込んで「戦闘部隊を撤収させる必要がある」と述べた。
米民主党討論会、中東からの米軍撤収で意見割れる
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