米連邦議会
1月21日、米上院で21日、トランプ大統領のウクライナ疑惑を巡る弾劾裁判が審議入りした。写真は米連邦議会。1月21日、ワシントンで撮影(2020年 ロイター/Sarah Silbiger)

[ワシントン 21日 ロイター] - 米上院で21日、トランプ大統領のウクライナ疑惑を巡る弾劾裁判が審議入りした。民主党の訴追内容と、それに対する共和党の反論をまとめた。

訴追条項

 民主党は弾劾訴追に該当する具体的な行為として、トランプ氏が再選を果たすため、権力を乱用してウクライナ政府に圧力をかけたと指摘。国家安全保障を脅かし、今年の米大統領選の正当性を損なうことで合衆国憲法を危険にさらしたと糾弾している。

 民主党はまた、トランプ氏が下院の弾劾調査で要求された記録を提出せず、政府高官らに証言しないよう命じたことは議会妨害に当たるとも指摘。国家安全保障と行政制度を守るためにトランプ氏の罷免を求めている。

証拠

 弾劾訴追の核心部分は、7月25日の電話協議の記録。それによると、この電話でトランプ氏はウクライナのゼレンスキー大統領に対し、バー司法長官および自身の弁護士であるジュリアーニ・元ニューヨーク市長と協力し、米大統領選の民主党有力候補、バイデン前米副大統領の汚職捜査を始めるよう圧力をかけた。