来週の日経平均株価の予想レンジを発表!

来週(1/27~31)の日経平均株価の予想レンジは、
2万3500~2万4200円! 米国の「所得税の還付」で
需給が良くなれば、日本のハイテク株にも好影響あり

2020年1月24日公開(2020年1月24日更新)
ラカンリチェルカ(村瀬 智一)
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今週の日経平均株価は、昨年来高値を更新も
「新型コロナウイルス」によるリスクオフの流れで下落

 今週(1月20日~24日)、日経平均株価は下落しました。前週に米中貿易協議の第1段階合意文書が署名されたことで、今後の両国の通商協議に楽観的な見方が広がっていたことに加えて、週初の1月20日(月)には本格化する米国企業の決算発表の中でモルガン・スタンレー(MS)が予想を上回る決算や、TSMC(台湾積体電路製造・TSM)による半導体の需要増の観測などを背景に買いが先行。日経平均株価は一時2万4115.95円を記録し、昨年来高値を更新しました。

 しかし、2万4000円付近で上値の重さが意識される中、「新型コロナウイルス」の感染拡大への警戒感がリスクオフムードにつながって日経平均株価は2万4000円を割り込み、週末の1月24日(金)の終値は2万3827.18円となりました。

 そんな中、株式市場では「新型コロナウイルス」で注目された“マスク関連”銘柄や、前田建設(1824)による前田道路(1883)への敵対的TOBの発表などを背景にした“親子上場”銘柄などが物色されました。
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「新型コロナウイルス」の影響で積極的な売買は手控えられやすいが
決算発表の本格化、米国の「税金の還付」が株価下支え要因に

【来週の日経平均株価の想定レンジ】
 2万3500円 ~ 2万4200円


 来週(1月27日~31日)は、こう着感の強い相場展開が続きそうです。中国が旧正月に入ったので、帰省や旅行などで多くの人が移動することもあり、「新型コロナウイルス」の感染拡大が警戒されやすいでしょう。メディアの報道に神経質になりやすく、積極的な売買は手控えられやすい展開が予想されます

 また、米国に続いて日本国内においても決算が本格化し、来週だけで700社程度の企業の決算が予定されています。そのため、決算内容を見極めたいとする模様眺めムードが高まりやすく、決算を手掛かりとした、短期的な日替わり物色に向かいやすいでしょう。決算シーズンの中、親子上場や自社株買い、配当といった着眼点による物色もありそうです。

 そのほか、米国の株式市場の強さが、日本の株式市場の底堅さにつながる可能性があります。長期的な上昇が継続している米国市場ですが、さすがに高値警戒感も意識されてきています。しかしながら、米国では前年に納めた所得税を、年明けの確定申告で取り戻すことが一般的ですので、1月末頃からは「税金の還付」が需給の押し上げ要因になります。昨年は日本円換算で30兆円規模の還付金が米国の個人に給付されたようで、今年も同様の還付金が給付されると考えれば、米国で強い値動きが続いているアップル(AAPL)などのGAFA銘柄や半導体株の株価上昇が意識され、この流れが日本のハイテク株などに波及して株価を下支えしそうです。

【今週の値上がり率・値下がり率・出来高ランキング】
値上がり率上位は「新型コロナウイルス」関連が独占!

 ここからは、今週、値動きが目立った個別銘柄を見ていきましょう。今週の値上がり率ランキングの上位は「新型コロナウイルス」関連銘柄が数多くランクインしています。

 値上がり率1位は値上がり率135.36%の川本産業(3604)。医療・衛生材料のサプライヤーであり、産業・工業向け製品では安全衛生保護具・機器などを手掛けています。そのため、中国・武漢市で発生した「新型コロナウイルス」による肺炎を巡って、関連銘柄として個人投資家中心の資金が集中しました。

 値上がり率2位の中京医薬品(4558)は、常備配置薬や保健品、ドリンク、日用雑貨などを販売、値上がり率3位の重松製作所(7980)は、防毒マスクや防じんマスクなど呼吸用保護具、化学防護服や保護メガネなどを製造販売、値上がり率4位のアゼアス(3161)は粉じん対応防護服として作業者を有害物質から守り、また作業者による汚染から製造工程も守る防護服を手掛けるなど、値上がり率の上位1~4位はすべて「新型コロナウイルス」関連銘柄となっています。

 一方、今週の値下がり率1位は協和コンサルタンツ(9647)。先週末に発表した2019年11月期の決算は会社予想を上振れて着地したものの、2020年11月期は減益となる計画が発表されたことが嫌気されました。1月10日には業績の上方修正を好感して株価が急伸していただけに、減益予想によって反動安の流れとなりました。

 値下がり率2位の旅工房(6548)は、先週は2019年11月の旅行取扱額について、前年同月比18.6%増の約26.6億円になったとの発表が好感されていましたが、「新型コロナウイル」の感染拡大が旅行需要に影響を与えるとの懸念から、連日、株価を下げる展開になりました。

 値下がり率3位のネットワンシステムズ(7518)は、東芝の子会社である東芝ITサービスによる200億円の循環取引が判明した問題に関与している可能性があることが伝えられており、これを嫌気した売りが膨れる展開で株価が急落しました。

■今週の値上がり率トップ5
順位 先週末比(%) 銘柄名(市場・コード)※クリックで最新株価・チャートへ
1 +135.36 川本産業(東2・3604)
2 +108.11 中京医薬品(JQ・4558)
3 +68.88 重松製作所(JQ・7980)
4 +63.57 アゼアス(東2・3161)
5 +59.79 大日光・エンジニアリング(JQ・6635)
■今週の値下がりワースト5
順位 先週末比(%) 銘柄名(市場・コード)※クリックで最新株価・チャートへ
1 −28.71 協和コンサルタンツ(JQ・9647)
2 −25.53 旅工房(マザ・6548)
3 −24.64 ネットワンシステムズ(東1・7518)
4 −19.86 ソレキア(JQ・9867)
5 −19.63 イルグルム(マザ・3690)
■今週の出来高トップ5
順位 出来高(株) 銘柄名(市場・コード)※クリックで最新株価・チャートへ
1 418,198,900 エー・ディー・ワークス(東1・3250)
2 367,085,900 オンコセラピー・サイエンス(マザ・4564)
3 264,776,600 みずほフィナンシャルグループ(東1・8411)
4 147,727,700 三菱UFJフィナンシャル・グループ(東1・8306)
5 123,896,400 音通(東2・7647)

【来週の主要イベント】
約700社の日本企業が決算を発表するほか、
「新型コロナウイルス」関連のニュースにも要注意

<1月27日(月)>
◆決算発表:マクニカ・富士エレホールディングス(3132)コーエーテクモホールディングス(3635)JSR(4185)弁護士ドットコム(6027)日東電工(6988)タカラレーベン(8897)
◆独1月IFO企業景況感指数
◆米12月新築住宅販売件数

<1月28日(火)>
◆12月企業向けサービス価格指数
◆決算発表:エムスリー(2413)信越化学工業(4063)日立化成(4217)医学生物学研究所(4557)オービック(4684)富士通ゼネラル(6755)SMK(6798)ディーエムエス(9782)
◆米12月耐久財受注
◆米11月ケース・シラー米住宅価格指数
◆米1月消費者信頼感指数
◆米連邦公開市場委員会(FOMC)1日目
◆決算発表:アップル(AAPL)アドバンスト・マイクロ・デバイス(AMD)イーベイ(EBAY)ロッキード・マーチン(LFVN)スリーエム(MMM)ファイザー(PFE)スターバックス(SBUX)

<1月29日(水)>
◆1月消費者態度指数
◆決算発表:バリューコマース(2491)イーブックイニシアティブジャパン(3658)LINE(3938)サイバーエージェント(4751)日本鋳鉄管(5612)横河ブリッジホールディングス(5911)鉱研工業(6297)日立建機(6305)オムロン(6645)日本電気(6701)アドバンテスト(6857)日本アビオニクス(6946)ファナック(6954)SCREENホールディングス(7735)エイチ・ツー・オー リテイリング(8242)ミスミグループ本社(9962)
◆独2月GFK消費者信頼感調査
◆米MBA住宅ローン申請指数
米連邦公開市場委員会(FOMC)、政策金利発表
パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長会見
◆決算発表:ボーイング(BA)シーラス・ロジック(CRUS)フェイスブック(FB)ラムリサーチ(LRCX)マクドナルド(MCD)テスラ(TSLA)

<1月30日(木)>
◆決算発表:日清製粉グループ本社(2002)日本M&Aセンター(2127)タケエイ(2151)ハウス食品グループ本社(2810)システムリサーチ(3771)日本ゼオン(4205)第一工業製薬(4461)中外製薬(4519)オリエンタルランド(4661)富士電機(6504)富士通(6702)アンリツ(6754)京セラ(6971)ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(7774)東京エレクトロン(8035)三井住友フィナンシャルグループ(8316)野村ホールディングス(8604)イー・ギャランティ(8771)NTTドコモ(9437)コナミホールディングス(9766)
◆豪10-12月期四半期輸入物価指数
◆独1月失業者数
◆南ア12月卸売物価指数(PPI)
◆欧1月経済信頼感
◆欧12月失業率
◆イングランド銀行(BOE)金利発表
◆独1月消費者物価指数(CPI)速報値
◆米10-12月期四半期実質国内総生産(GDP)速報値
◆決算発表:アムジェン(AMGN)アマゾン・ドット・コム(AMZN)バイオジェン(BIIB)エレクトロニック・アーツ(EA)USスチール(X)

<1月31日(金)>
◆12月失業率
◆12月有効求人倍率
◆12月小売業販売額
◆12月百貨店/スーパー販売額
◆12月鉱工業生産(速報値)
◆決算発表:清水建設(1803)ヤクルト本社(2267)日本ケアサプライ(2393)セリア(2782)味の素(2802)ZOZO(3092)エーザイ(4523)第一三共(4568)東映アニメーション(4816)小林製薬(4967)大阪チタニウムテクノロジーズ(5726)LIXILグループ(5938)小松製作所(6301)日立製作所(6501)TDK(6762)キーエンス(6861)トプコン(7732)りそなホールディングス(8308)みずほフィナンシャルグループ(8411)SBIホールディングス(8473)日本郵船(9101)日本航空(9201)KDDI(9433)トランス・コスモス(9715)
◆中1月製造業PMI
◆欧1月消費者物価指数(速報値)
◆米12月個人所得
◆米1月シカゴ購買部協会景気指数
◆米1月ミシガン大学消費者態度指数(確報値)
◆決算発表:キャタピラー(CAT)、ハネウェル インターナショナル(HON)、エクソンモービル(XOM)

【来週の注目銘柄】
「ソウルドアウト」「東芝テック」「コシダカホールディングス」の
3銘柄をピックアップ!

ソウルドアウト(2020年1月24日時点)
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オプトホ-ルディング傘下で、ウェブマーケティング支援事業を強化中!
オプトホ-ルディング(2389)傘下で、中小・ベンチャー企業のネット広告代理・運用、ソーシャル・動画活用、コンテンツマーケティングなど、デジタルマーケティングの支援企業。ウェブマーケティング支援事業を強化しており、検索リスティング広告を主とした運用型広告を中心にサービスを提供しています。株価は昨年10月3日の安値1203円を底に、リバウンド基調が継続。上昇する25日移動平均線が支持線として機能しています。
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東芝テック(2020年1月24日時点)
業種 市場・コード 株価 予想PER 実績PBR
電気機器 東1・6588 4545円 20.8倍 2.65倍
東芝による「完全子会社化」への思惑が市場関係者の間で根強い
POS(販売時点情報管理)システムのトップメーカー。社名でわかるように東芝グループで、東芝(6502)が52.43%の株式を保有しています。東芝は昨年11月に東芝プラントシステム(1983)、ニューフレアテクノロジー(6256)、西芝電機(6591)のTOBによる完全子会社化を発表しました。東芝テックはTOBの対象外でしたが、事業との親和性を考えると、将来的に完全子会社化されるのでは、という思惑が市場関係者の間で根強い。そのほか、メルカリ(4385)がスマホ決済の「オリガミ」買収を発表したように、キャッシュレス関連には再編機運も高まりやすい環境となっている。
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コシダカホールディングス(2020年1月24日時点)
業種 市場・コード 株価 予想PER 実績PBR
サービス業 東1・2157 1766円 19.5倍 4.49倍
「スピンオフ」によるカーブスの上場を控え、成長期待を先取りする動き
カラオケボックス「まねきねこ」のカラオケ事業、女性専用フィットネスを展開するカーブス事業が柱です。昨年10月、子会社を本体と資本関係のない独立した会社にする「スピンオフ」という仕組みを使って、カラオケとカーブス事業を分離すると発表。3月2日にスピンオフが実施されて分離するカーブスホールディングスは、同時に東証に新規上場するとみられています。現在のコシダカホールディングスを保有していると「1:1」の分割で、カーブスホールディングスの株式も保有することになります。そのため、カーブスの成長期待が高まるようであれば、分割前にコシダカホールディングスの保有を意識した動きが出てきそうです。株価は足元でリバウンドを強めており、心理的な抵抗帯である1800円付近に接近しています。
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定価730円(税込)
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日本株&確定申告&億り人のセキララ座談会

今年勝てるメダル級の主力株&2020年の戦術を大公開
最強日本株
日経平均は年末に2万6000円へ!
強気? 弱気? 今年はこう戦え!
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最安1万円台から! 初心者必見の5万円株
最高6.5%! 値上がり期待もある高配当株
長期で大化け期待の成長株がズラリの10倍株
桐谷さんが割安株をチョイスした株主優待株
・時代に波に乗って長期で安定成長する大型安定株
新規上場株の中から再上昇を狙うIPO株

超有名イラストレーター金子ナンペイと一緒に
GO2020年こそ株デビュー
「オレが株わかるモンで儲けてやる! 」

億り人の2020年の戦略は?

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確定申告2020年
・ますますカンタン&便利! スマホの入力方法
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コストや分配金のギモンが丸わかり!
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●自腹でガチンコ投資! AKB48株ガチバトル
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【別冊付録】
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メルカリ&ラクマ大研究

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