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8月6日 16時44分
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フィスコ

トヨタ自動車やシャープなど

<7203>  トヨタ自動車  3140  +75
堅調。先週末に第1四半期決算を発表、営業利益は3531億円で前年同期比4610億円の
収益改善となっている。市場コンセンサスなどはやや上回る内容となっている。サプ
ライズは乏しいものの、世界生産台数の引き上げや想定を下振れた日産<7201>やホン
ダ<7267>との比較ではポジティブなインパクトが強まる形にも。また、米雇用統計を
受けた欧米株高など、外部環境の改善も支援材料となる格好。
<6753>  シャープ  181  -11
売り先行で続落、年初来安値を更新している。引き続き、想定以上の大幅下方修正な
ど業績の悪化、それに伴うバランスシート懸念の強まりが警戒材料視されている。鴻
海では、同社への出資に関する合意内容を見直すことで合意したと発表、取得価格の
引き下げが想定される状況となっており、株式価値の希薄化なども強まる方向と観測
されているようだ。ADRでは上昇となっていたが、東京市場では引き続き見切り売
りが優勢となっている。

<8029>  ルック  605  +100
急伸でストップ高まで。先週末に上半期業績予想の上方修正を発表、営業利益は4億
円から9億円に増額している。直営店舗での売上増加、販管費の計上ずれ込みなどが
背景となっているようだ。第1四半期の大幅増益決算から、上振れは想定線であった
とみられるが、個人投資家の関心が高い材料株であり、リバウンド期待を高めさせる
きっかけ材料につながっているようだ。明和産業<8103>なども連れ高する展開に。

<8103>  明和産業  451  +39
急伸で上昇率上位。株価がほぼ4月の急伸前の水準まで調整してきていることに加
え、日証金では貸借取引の申込停止措置を解除、関心が向かいやすい状況となってい
たなか、ルック<8029>が業績上方修正をきっかけに急騰しており、同様に仕手系材料
株の一角と捉えられる同社にも期待感が波及する流れとなっている。大証では新日本
理化<4406>なども上昇している。今後、お盆休み休暇が本格化する中、現タイミング
で個人投資家の関心が高い材料株の上昇は、俄かトレーダーの増加を促すとの見方
も。

<7202>  いすゞ自動車  414  +25
買い優勢。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は281億円で前年同期比96%増
と大幅増益を達成している。先月27日の観測報道通りの水準であり、決算数値にサプ
ライズは乏しいと見られるが、説明会においては、インドネシアの鉱山用トラック、
中国の建機向けディーゼルエンジンの影響などは限定的との見方も確認されているよ
うであり、ポジティブに捉えられる格好へ。国内の生産拠点増産、欧州エンジン開発
の打ち切り報道なども伝わっているが、少なくても悪材料視される状況にはないよう
だ。

<5201>  旭硝子  472  +32
買い優勢。先週末に上半期の決算を発表、営業利益は480億円で前年同期比52%減益
となり、7月に発表した下方修正値をやや上回る水準での着地に。欧州建築ガラス市
況の好転の兆し、配当維持方針などポジティブな材料もあって、当面のアク抜け期待
が高まる格好になっているようだ。野村では、投資判断を「ニュートラル」から「バ
イ」に格上げ、目標株価は600円としている。

<7717>  Vテク  173000  +7000
大幅反発。先週末に第1四半期決算を発表、営業損益は3.2億円の赤字となり、前年同
期比では6.4億円の損益悪化となっている。ただ、第2四半期までの赤字基調は想定の
範囲内であり、短期的な悪材料出尽くし感が先行する形のようだ。受注実績も低水準
だが、8-10月にかけての受注目標案件などは多いもようで、今後のカタリストになっ
ていくとの期待感も。

<6815>  ユニデン  174  -11
軟調。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は0.2億円、前年同期比95%減益に
とどまっている。今通期では19.4億円、前期比2.7倍と急拡大予想であったが、早々
と下振れ懸念なども強まる格好に。信用需給不安も強い中、7月26日の年初来安値を
更新しており、見切り売りの動きなども強まりやすいようだ。

<5541>  大平洋金属  230  -31
急落で下落率上位。先週末に発表した業績予想の下方修正が嫌気されている。上半期
営業損益は14億円の黒字予想から5億円の赤字に、通期では43億円の黒字から4億円の
黒字に大幅下方修正している。年間配当金も9円から無配予想に引き下げ。ニッケル
価格の前提を大幅に引き下げたことが下方修正の主因に。メリルリンチ(ML)では目
標株価を310円から270円に引き下げ、足元のニッケル市況が継続した場合は更なる下
方修正のリスクも生じると。

<4708>  もしもしホットライン  997  +150
ストップ高比例配分。先週末に発表の決算を好感する。第1四半期営業利益は50.2億
円で前年同期比2.3倍と大幅増益、上半期は41億円から87億円に、通期では70.7億円
から126億円に大幅上方修正している。大型業務の前倒し計上や受託決定などが背景
となっている。年間配当金も32円から56円に引き上げている。メリルリンチ(ML)で
は目標株価を1100円まで引き上げ。

<7915>  日本写真印刷  842  +61
大幅反発。先週末に第1四半期決算を発表、営業損益は29.2億円の赤字だが、前四半
期比では21億円ほど損益が改善しており、目先のアク抜け期待などが先行しているも
よう。姫路工場の本格稼働に向けた取り組みも進展しているもようであり、期待感に
もつながる格好か。なお、いちよしでは通期計画達成に対する蓋然性は高くないもの
の、株価が調整しているとして、レーティングは「C」から「B」に格上げしてい
る。

<7741>  HOYA  1770  +15
決算発表後は一時上昇。第1四半期税引き前利益は258億円で前年同期比47%増益、上
半期計画は410億円で同20%増益となっている。実績値は220-240億円程度がコンセン
サスとみられるほか、上半期予想に関しても、350-380億円水準が市場予想の中心と
みられ、それぞれ上振れる状況となっている。

<2784>  アルフレッサHD  3930  -140
買い先行後は伸び悩み。先週末に第1四半期の決算を発表、営業利益は68.1億円で前
年同期比4.8倍、上半期計画90億円に対する進捗率は76%にまで達している。ただ、
医薬品卸の決算は、価格交渉が未妥結の顧客に対しては見込み価格で計上されてお
り、同社の場合、その価格前提は楽観的との見方もあるようだ。SMBC日興証券で
は、第1四半期の利益上振れは、価格妥結が進むなかで消滅していく可能性があると
して、今期営業利益は会社計画191億円に対し144億円を予想。

(フィスコ)

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