一方、PRSのかわりにベースライン時のBMIの値を前記3因子に追加すると、25年目のBMIの52.3%まで説明できることが分かった。さらにBMIの経時的な変化を情報として追加した場合、25年目のBMIを最大80%程度まで説明可能と計算された。

 この研究を主導した米ミシガン大学のVenkatesh Murthy氏は、「われわれは、日常診療で手軽に入手できる臨床データに遺伝子データを追加することの効果を知りたかった。結果として、肥満の発症に対して遺伝子がある程度影響することは明らかだが、影響力は他の因子の方がより強いことが分かった」と結論づけた。つまり、若年期のBMIが肥満リスクの最良の予測因子だということだ。同氏はまた「BMIの計算は、遺伝子検査よりはるかに容易であり安価である」とも語っている。

 研究指導著者である米ハーバード大学のRavi Shah氏は、「遺伝的リスクは、肥満の原因となる希少な遺伝子を受け継いだ人においてのみ重要なのかもしれない。大多数の人にとっては健康的な食事や活動的な生活などの普遍的な推奨事項の方が重要だ」と述べている。(HealthDay News 2020年 1月8日)

https://consumer.healthday.com/vitamins-and-nutrition-information-27/obesity-health-news-505/what-matters-more-for-obesity-risk-genes-or-lifestyle-753678.html

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