広西自治区玉林市で、犬肉料理を囲み乾杯する客
2月17日、中国の警察はこの2週間、国内の住宅、飲食店、露天市場の取締りを続け、700人近くを逮捕した。写真は2015年6月、広西自治区玉林市で、犬肉料理を囲み乾杯する客(2020年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[香港/北京 17日 ロイター] - 中国の警察はこの2週間、国内の住宅、飲食店、露天市場の取締りを続け、700人近くを逮捕した。容疑は何か。野生動物の捕獲・販売・食用に対する暫定的な禁止措置への違反である。

 今回の取締りでは、リス、イタチ、イノシシなど約4万頭の野生動物が押収された。その消費規模の大きさは、食材・漢方薬材料として野生動物を消費する中国の習慣が、新型コロナウィルス感染との関連が疑われているにもかかわらず、簡単には消滅しそうにない可能性を示唆している。

 認可を得てロバや犬、シカ、ワニ、その他の肉を販売している事業者は、市場が再開され次第、販売を再開する予定だとロイターに語った。

 オンラインで野生動物の肉を販売し、内モンゴル自治区での実店舗も経営しているゴン・ジアン氏は、「禁止措置が解除され次第、販売を再開したい」と語った。「人々は野生動物の肉を買いたがっている。購入目的は自分で食べるため、あるいは誰かにプレゼントするため。贈答品に好適で、世間体がいいからだ」。

 ゴン氏は、大型の冷凍庫でワニやシカの肉を保存しているが、育てているウズラはすべて殺さなければならないだろう、と話す。スーパーマーケットがウズラの卵を仕入れてくれなくなったが、卵を冷凍してしまえば食品としては使えないからだ。