中国は今のところ、武漢以外はほぼ連日感染者ゼロで「一抹の光」が見えてきたという状況だ。

 逆に、日本は、ダイヤモンド・プリンセスに滞在していた感染者数が日々増えてきている。また、感染ルートが特定されている感染者に加えて、感染者と接触してない人の感染も報告されており、各都道府県に次から次へ感染者が出ている。

 こうした状況下、日本に対する関心は日に日に高まっており、SNSでは心配の声が続々とあがってきている。

 それは、以下のような日本の現状を見聞きしてきたからだ。

 日本は隣の中国があれほど大惨事となり、十分な準備時間があったのにもかかわらず、早い段階から十分な予防手段を取らなかったように見える。それどころか、日本人の行動を見れば、感染を助長しているかのような行動が目についたからだ(もっとも、ここ数日は日本でも対応が大きく変化しているが…)。

 まず、街で多くの人がマスクを着用していない(現在は買えない人も多いのであろう…)。しかも、殺人的な朝の通勤ラッシュはそのまま続いており、閉ざされた空間なのに、あまり無防備に思えるからだ。

「はだか祭り」やマラソン大会の開催に
「武漢の二の舞になる」という声

 特に大勢の中国人の度肝を抜いたのが、2月15日に岡山県の西大寺観音院で行われた西大寺会陽(はだか祭り)の様子だ。この祭りに参加した上半身裸の男たちが密集した写真は、あまりにも衝撃的であった。中国のSNSでは、これらの写真が拡散されており、驚きの声が次々と上がっていた。

「だれもマスクしていない!体が山のように固まって密集し、ぞっとした!」

「衛生大国日本に対して、目を疑う、常識が覆された…」

「お祭りは盛り上がっているようだが、これからはどうなっていくのだろうか?」

 とのコメントが多かった。

 はだか祭りは、500年以上の歴史があり、国の重要無形民俗文化財に指定されている。全国的にもすごく有名な祭りだ。この時はまだあまり深刻に思われてはいなかったこともあり、簡単には中止できなかったのであろう。