[マドリード 26日 ロイター] - デンソー<6902.T>と富士通<6702.T>が共同出資するスペイン南部マラガの自動車用機器の部品工場では、新型コロナウイルスの感染拡大により中国からの部品供給に支障が出ており、必要な場合に一部の生産ラインを停止する準備を進めている。

同工場の責任者、ブランカ・エルマナ氏が26日、ロイターに明らかにしたところによると、同社は自動車用オーディオ部品の組み立てラインを3月16日から停止する予定。

同氏は「停止する必要がなくなるよう取り組んでいるが、部品の供給が非常に厳しく、この状況に対応するため予防措置を取った」と語った。

マラガの地元紙によると、このオーディオ向けラインの稼働停止によって影響を受ける従業員は38人だが、主に自動車用電子機器を生産する他のラインも停止された場合、336人に影響が及ぶ可能性があるという。マラガ工場の全従業員数は449人。

エルマナ氏は現状について、中国で新型ウイルスの感染拡大が見られ始めた時点ですでにスペインに向けて出荷されていた部品や、備蓄を利用して対応していると説明した。

また詳細には触れず、他の自動車部品サプライヤーは富士通よりも厳しい状況にあると指摘した。

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