
日本の金融機関の場合、もっとも為替手数料が安い(TTSとTTBのスプレッドが狭い)のは需要の多いドル/円の取引です。ユーロ、ポンドからオーストラリアドル、ニュージーランドドルと通貨がマイナーになるにつれてスプレッドは広がり、為替手数料は高くなります。
現時点では世界の基軸通貨はドルなので、同様の理由で、海外の金融機関でもっとも為替手数料が安いのは米ドルと現地通貨の両替ということになります。そのためマイナー通貨で送金する場合は、日本の金融機関でダイレクトに両替するよりも、いったん米ドルに替えて海外に送金し、海外の金融機関で米ドルから現地通貨に両替したほうが安いケースが多くあります。 <最終更新:2012/07/01>
|
|