正解は(1)。1週間分の備蓄が必要といわれると、頑張って乾パンをはじめとする非常食を大量に購入し、マンションの収納スペースや家の押し入れに目いっぱい入れておいている人も少なくないでしょう。

 しかし、「備蓄品=防災用の非常食」というわけではありません。普段の暮らしのなかで食べているレトルト食品や乾麺、缶詰なども備蓄品にカウントしてかまわないのです。

 おすすめは「ローリングストック」という備蓄の仕方。普段から、レトルト食品などを多めに買っておき、食べたら追加する方法です。こうすれば、常に相当な量が備蓄できていることになります。食べ慣れたものを被災時に口にできるというメリットもあり、食のストレスが小さくなって一石二鳥です。

災害時用の備蓄品は家のどこに保管しておくのが正解?

 いざというときの災害に備えてストックしておく備蓄品。被災したときの使いやすさを考えると、家のどこに保管しておくのがよいのでしょうか。

(1)取り出しやすいように1カ所にまとめて保管しておく
(2)玄関や納戸などに分散して保管しておく

 正解は(2)。最低でも3日分、大規模災害が予想される地域では1週間分を備蓄すると、先ほど紹介した「ローリングストック」を心がけても、やはりそれなりの量になります。どこにストックしておくのがいいのでしょうか。

 必要になるのは何年先なのかわからないからと、押し入れやクローゼットの奥などに、まとめて詰め込んでおくケースもあるでしょう。けれども、1カ所に集約しておくのは問題です。地震の揺れによって、そこまでの通路がふさがれてしまうと、せっかく用意していた備蓄品をまったく使えなくなってしまうからです。

 こうしたリスクを避けるため、備蓄品は分散して保管しておくのがよいでしょう。マンションの場合、キッチンや玄関、廊下収納、クローゼットなどに分散させるのがおすすめです。一戸建てなら、1階と2階に分けておくと、水害の際にも対応できます。