モンゴルへの株投資が話題になったのは数年前。悠久の大地には豊富な地下資源が眠っているのだと、投機マネーが流入しました。ブームは世界経済危機で沈静化しましたが、モンゴル市場が楽しみなのはむしろこれから。来年にはいよいよ世界最大級の石炭鉱床を持つ開発会社、エルデネス・タバン・トルゴイが上場します。日本人としていちばん最初に同国に証券口座を開いた海外投資の第一人者・木村昭二が、現地へ飛んだ!

モンゴル株が盛り上がるのはむしろこれから!?
世界最大級の石炭鉱床を持つモンゴルの炭鉱開発会社、エルデネス・タバントルゴイ(以下、タバントルゴイ)が来年、ロンドンとウランバートルの証券市場に上場することが決まりました。調達額は30億ドル。時価総額は106億米ドルになるだろうと言われています。モンゴル証券市場全体の時価総額が15億ドル程度ですから、この上場がいかに大きなものであるかがわかります。

次のページ>> モンゴルの全国民に株が配られる!?
|
|