「細部」を見ている人だからこそ、成功する

「株式会社プロワイズ」(不動産業)の平ひら野の 喜よし直なお社長と新潟に行き、出店案件の調査をしたときのことです。

 平野社長は、以前、大物政治家の側近をしていたご経験もあり、繊細かつ大胆な仕事をされます。また、日本全国で、あらゆる業種の店舗開発をしているので、とても感覚が研ぎ澄まされています。つまり「本質」を見抜く目を持っているのです。

 たとえば、平野社長は、初めて訪れた場所でも、好感度のアンテナを張って「おいしいお店」を探し当てることができます。これまで、平野社長と一緒に入ったお店に、「ハズレ」は一度もありませんでした。口コミサイトやガイドブックを見ているわけではありません。そのかわり平野社長は「お店の細部」を見ていました。

「山下さん、あの店は、看板が汚かったから期待できない」
「あの店は、店員の後ろ姿に覇気がなかったから期待できない」
「あの店は、入口が雑草だらけだったから、期待できない」

 平野社長は、虫眼鏡で拡大するように「細部」を観察し、そこに出る「本質を切り取っていた」のです。