[サンフランシスコ 7日 ロイター] - 米フェイスブック<FB.O>は7日、傘下の対話アプリ「ワッツアップ」上でのメッセージの転送を、1回につき1件の宛先までに制限すると発表した。新型コロナウイルスの感染が拡大し始めて以来、誤った医療情報が広範囲に拡散されていることを受けた。

WHO(世界保健機関)は、ネット上での新型ウイルスを巡る誤情報の氾濫を「インフォデミック」と呼び、政府や関連当局がソーシャルメディア企業に対応を強化するよう求めている。

ワッツアップのユーザーは世界で20億人以上。同社は声明で「ワッツアップが個人同士の会話の場であり続けるために、誤情報の拡散を抑制することが重要だと考える」とした。

広報担当者によると、この制限は無期限の措置となる。

ワッツアップは2018年、インドで発生した暴行致死事件の原因となった誤情報の拡散手段に使われて以来、メッセージ転送を段階的に制限してきている。昨年には、従来は1度に20件まで可能だった転送を5件までに制限した。