プログラミングのすすめ#11Photo:PIXTA

巣ごもりを余儀なくされる今年のゴールデンウイークは、AI時代に必須のスキル、プログラミングの知識を身に付けるチャンス。特集『今こそ!プログラミングのすすめ』(全13回)の#11では、Excelで使えるプログラミング言語「VBA」に挑戦する。面倒なExcel作業も、VBAを使えば、一気に片付けることが可能だ。すごい改善の吉田拳代表取締役がその技を伝授する。

「週刊ダイヤモンド」2017年3月4日号の第1特集を基に再編集。肩書や数値など情報は雑誌掲載時のもの。

Excelの自由化 まずは最初の設定をしよう!
事前にやっておきたい基本設定

ファイルの保存形式を変更する
●[ファイル]メニュー ⇒[オプション]⇒[保存]を選択⇒[ブックの保存]の[ファイルの保存形式]を[Excelマクロ有効ブック(*.xlsm)]にする

リボンに[開発]のタブを表示させる
●[ファイル]メニュー ⇒[オプション]⇒[リボンのユーザー設定]を選択⇒[メイン タブ]内の[開発]に“レ”を入れる

ツール(VBE)を起動させる
●ショートカット Alt + F11 でVBEを起動
●[挿入]メニュー ⇒[標準モジュール]を選択 ⇒ プロジェクトエクスプローラーに[標準モジュール]のフォルダが追加され、[Module]というアイコンができる ⇒ 右のコーンウィンドウに文字を入力できるようになる

オプションの設定を忘れない
●[ツール]メニュー ⇒[オプション]を選択 ⇒[編集]タブで[自動構文チェック]に“レ”が入っていれば外し、[変数の宣言を強制する]に“レ”を入れ[OK]をクリックする(マクロ実行時にスペルミスを教えてくれる)