女優の広末涼子さんも今年で40歳を迎える 女優の広末涼子さんも今年で40歳を迎える Photo:VCG/gettyimages

四十にして惑わず……といったものの、「不惑」とは一体なんなのだろうか。平均寿命がのびに伸びたこの令和の時代の40歳は、孔子の時代なら成人式ぐらいなのではないかと思うこともある。フォーティーたちの「理想と現実」を聞いてみたい。(取材・文/フリーライター 鎌田和歌)

令和の40歳
「理想と現実」とは

「コロナ」という文字がタイトルに入らない記事はまったく読まれない今日このごろ、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。ステイホームのGWも終わり、今日からまたリモートワークに入る人も、マスクをして出勤する人もいるでしょう。

 今日のトピックは「令和の40歳、理想と現実」。コロナ禍においてゆるゆるなテーマ設定かもしれませんが、たまにはゆるいのも良いと思ってお楽しみください。

 今年40歳を迎える世代といえば、有名人でいえば松坂大輔や広末涼子。この2人の有名人は10代からすでに大活躍していました。その後、20代・30代とキャリアを重ねての今。10代から一線で活躍していたともなれば、40歳を迎えて風格があって当たり前。

 一方で、多くの40歳(1980年生まれ)はどうでしょうか。「子どものころに思い描いていた40歳とは違う」「不惑って感じじゃない」などの感想を持っている人も多いのでは。