ビュッフェスタイル「立食パーティー」ではない新しいイベントスタイルに挑戦すると… Photo:PIXTA

近年、海外企業を中心に積極的に取り組まれているSDGs(持続可能な開発目標)。SDGsは、2016年に国連がスタートさせた「世界をより良くする17の目標」です。いま、新型コロナウイルスの影響により、世界中で働き方や健康福祉、資源の見直しが余儀なくされていますが、SDGsに含まれる17の目標は、アフターコロナを生きていくための課題にもつながる内容です。そこで今回は、『今日からできる!小さな会社のSDGs』(青春出版社)から、中小企業でもSDGsに取り組めるヒントについて事例を交えて紹介します。

「SDGsへの取り組み=企業のブランディング」につながる!

 中小企業の多くは、「価格ではなく、価値で選ばれたい」と願っていると思います。しかし、価格競争の連続はスタッフの疲弊につながるし、利益なき戦いの日々は経営者にとって不安以外の何物でもありません。

 一方で、企業自体の印象がよく、企業自体に“お客さま以上のファン”と呼べるような存在がたくさんいる会社は、他社に比べてちょっと値段が高くてもプライスレスな支持を集めます。