昆布のグルタミン酸と鰹のイノシン酸を同時に摂ることによる旨味の相乗効果は、片方だけの場合のなんと7~8倍。

鯛の昆布〆
【材料】鯛の刺身…適量/塩…少々/出汁昆布…適量/酢…適量/水…酢と同量/醤油…適量/山葵、紫芽などの薬味…少々
【作り方】①昆布の表面を固く絞った濡れ布巾でぬぐい、1対1の酢水に5分程度浸す。②鯛の刺身に塩を振り、15分程度置く、③1の水気を切って、半分のスペースに2を並べ、残り半分をかぶせて刺身を挟み込む。④きっちりとラップをして、冷蔵庫で30分~1日寝かせる。刺身を取り出し、器に盛って醤油と薬味を添える。

 昆布は、旨味の元であるだけでなく、栄養価も非常に優れています。

 試しに牛乳と比べてみると、カルシウムは約7倍、ミネラルは約23倍、鉄分は約39倍も含まれています。

 さらに、ビタミン、食物繊維も豊富で、超・低カロリーなのにこれだけ栄養価が高いというのは、理想的な美容&健康食品と言えるでしょう。

 また、昆布のぬめりには、身体の免疫力をアップさせる働きがあるため、抗アレルギー作用や抗ガン作用、抗炎症作用、コレステロール低下作用があるとして、注目を集めています。

昆布油揚げ(『日々徳用倹約料理角力取組』より)
【材料】油揚げ…1/2枚/出汁昆布(油揚げと同サイズ)…1枚/水…1カップ(200ml)/酒…大さじ1/砂糖…大さじ1/醤油…大さじ1/みりん…大さじ1
【作り方】①昆布の表面を固く絞った濡れ布巾でぬぐい、1cm×3cm程度にカットして、柔らかくなるまで水に浸しておく。②1を戻し汁ごと鍋に入れ、1cm幅に切った油揚げを入れて中火で煮る。③煮立ったら酒と砂糖を入れて煮立て、醤油とみりんを加えて一煮立ちさせ、だしごと器に盛る。

 だしを取った後の昆布も捨てずに、塩昆布や佃煮、ふりかけとして活用されることをお勧めします。

 一定量の昆布が溜まるまで、保存袋に入れて冷凍庫にストックしておくと、まとめて調理できるので便利です。

 また、昆布の保存方法としては、10~15cm程度にカットして、密封できる容器か保存袋に入れ、冷蔵庫か冷凍庫で保存しておくと使いやすく、風味があまり落ちません。

 常温なら湿気の少ない場所に保管してください。

 調理の際は、決して洗わないこと。