青山学院大学の系属校として
才能と個性を伸ばす“ギフト教育”を実践

青山学院大学系属 浦和ルーテル学院中学校・高等学校

米国ルーテル教会ミズーリ派によって1953年に創立された。建学の精神は「神と人とを愛する人間。神と人とに愛される人間」。少人数制で、生徒の才能と個性を伸ばす“ギフト”教育で知られる。昨年度から、青山学院大学の系属校となっている。

青山学院大学系属
浦和ルーテル学院小中高等学校
福島宏政校長

 2019年4月から青山学院大学の系属校となった浦和ルーテル学院。今春、系属校推薦の枠を利用して7人が青山学院大学へ進学した。現在は11学部に1人ずつの推薦枠があるが、段階的にその枠は広げられていく予定だ。系属校になったことで、中学校入学への人気が高まった。今年度の出願者数は593人で、昨年度の約2.5倍、合格後の歩留まりが多いのも今年度の特徴だった。

 福島宏政校長は「説明会も盛況で、系属校になった効果が見られました。ただし、出願されたご家庭の多くは、本校の実際の教育の内容を知った上で、ここで学ばせたいと考えられる方々が多く、系属校になったことが良いきっかけになったと思います」と語る。

 浦和ルーテルは、最寄駅の埼玉高速鉄道「浦和美園」からスクールバスで数分の立地にある。東京メトロ南北線直通のため通学しやすく、都内から通う生徒が新入生で約2割5分と増えた。

多彩な進路に合わせ
オーダーメイドの個別指導も

 浦和ルーテルの特徴は、キリスト教信仰に基づくギフト教育と、1クラス25人程度の少人数教育、そして真の国際人になるためのグローバル教育にある。

 ギフト教育とは、神様からのギフトである才能や個性を伸ばし、世界に貢献する人間を育てること。周りの人々を幸せにし、自らも幸せに生きることを目標としている。少人数教育では、教員が生徒の才能や個性をよく観察し、個別指導を丁寧に行う。医学系や美術系あるいは海外大学など、多彩な進路を目指す生徒が多いが、1人でも希望者がいれば、専任の教師が受験講座を開講して指導。故に“入学後に学力を伸ばしてくれる学校”としても定評がある。

「やりたいことを見つけた生徒は、一気にその才能を伸ばしていきます。そのため中学校では、自分の興味や関心のある分野を掘り下げ、進路の将来像を描く学習活動“フィールドプログラム”を実施しています」と福島校長。フィールドプログラムは、アーツ、イングリッシュ、サイエンスの3分野に分かれ、アクティブラーニングや校外体験学習、資格取得を行いながら、自らの才能に気付いていく。

 グローバル教育では、英語4技能をバランスよく育て、中学卒業時には英検準2級取得を目指す。同校では米国・アリゾナ州フェニックスに姉妹校があり、教会員の家庭でホームステイしながらの、海外研修や長期留学制度がある。「知り合いの家に預けるような安心感があります」(福島校長)。姉妹校からも生徒たちが来校し、交流を通じて世界を学ぶ。

 同校では昨年、教育ビジョン「ULS Vision Project」を立ち上げ、ギフト教育をさらに発展深化させるプロジェクトに取り組んでいる。小学校、中学校では全員にiPadを導入、今後はICTと対面の効果的な融合も図っていく考えだ。一人一人の才能や個性を見つけて伸ばしてくれる、アットホームな温かさに満ちた学校だ。

週4日はクラスで、週1回はチャペルで朝の礼拝の時間を持つ。聖書の言葉に耳を傾け、祈りを通して神様の愛を感じる大切な時間だ
青山学院大学系属 浦和ルーテル学院中学校・高等学校 
https://www.uls.ed.jp/
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