本当に子どもの力を伸ばす学校

学校内外でチャレンジを続け、
しなやかさとたくましさを身に付ける

昭和女子大学附属 昭和中学校・高等学校

新カリキュラム「SHOWA NEXT」が始動し、本科の他に、スーパーサイエンス、グローバル留学の3コース制となった。キーワードは“チャレンジ”。従来の優等生タイプから脱却し、自由で活発な校風に生まれ変わっている。

昭和女子大学附属 昭和中学校・高等学校
粕谷直彦中学校教頭

 今春の入試、実受験者数が前年の2倍に増えたという。粕谷直彦・中学校教頭はその理由を「児童・保護者の方々が本校の生徒を見て選んでくださるようになったから」と語る。

 同校は2016年から「SHOWA NEXT」と呼ばれる学校改革に着手、本科コースに加えてスーパーサイエンスコース、グローバル留学コースの三つのコースを設定。“チャレンジ”をキーワードに、生徒たちに常に“一歩先”に踏み出すことを奨励、学外活動などの“他流試合”にも積極的になった。「枠を超えることで、主体的に発言することを覚え、自信を持ち始めた。生徒たちの表情が明るくなり、学校の雰囲気が変わったのです」。

お互いを高めながら
チャレンジする風土を形成

 18年度からスタートした中3からのスーパーサイエンスコースは、理数系に興味がある生徒を特化指導。充実した理数プログラムを実践して、より高いレベルを目指すコースだ。自分で選んだテーマについて1年かけて研究・発表する「私の研究」をはじめ、企業との共同研究や、屋久島での3泊4日のサイエンスアドベンチャーなど、多様な機会を通してセンス・オブ・ワンダーを刺激する。昨年度は中高生のための学会「サイエンスキャッスル関東大会」に2人参加し、課題研究を校外で発表した。来年度からは、成果を踏まえて中1からのコースになる。

 グローバル留学コースは、高1に10カ月のカナダ留学が組み込まれたコース。現地の家庭にホームステイしながらカトリック系公立高校に通う。同コースは入学時に英語力を問わないのが特徴だが、生徒たちは留学に向けての準備で飛躍的に英語力を向上させる。

 本科コースでも、大学や企業と連携して研究する「LABO活動」や、地域社会を考える「サービスラーニング」をはじめ、中2で海外研修「The Boston Mission」に全員参加するなど、学校の内外で主体的・積極的な学びを実践。「日々他のコースの生徒たちと刺激し合いお互いを高め合いながら、“チャレンジ”する風土を形成している」(粕谷教頭)という。

 同校では、女性が生きていく上で必要なキャリア教育も重視している。進路に関しては、昭和女子大学の推薦を得たまま他大学を受験できるのが特徴で、OGによる放課後のブラッシュアップ・チューター制度や、外部講師によるアドバンスト・チューター制度を整備し、最後まで第1志望を諦めさせない“個別最適”の指導を行っている。

「これまでは厳し過ぎるというイメージのあった本校ですが、生徒たちの主張で校則を変えたり、文化祭も生徒主体で実施するなど、チャレンジする自由な校風に移行。生徒たちは従来のしなやかさに加えて、たくましさを身に付けてきました」と語る粕谷教頭。女子教育で定評のある伝統校が、令和時代の新たなステージで輝きを放ち始めている。

“チャレンジ”をキーワードに、“一歩先”に踏み出すことを奨励する昭和中学校・高等学校。各種フォーラム参加など積極的な「他流試合」を行っている
昭和女子大学附属 昭和中学校・高等学校 
https://jhs.swu.ac.jp/
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