校訓は「ネバー・ダイ〈不堯不屈(ふとうふくつ)〉」
やり抜くことを奨励し、才能を引き出す

京華中学・高等学校

120年を超える歴史を持つ伝統の男子校。学習塾のアンケート調査などで「面倒見の良い」学校として常にランクインする人気校だ。男子校らしく厳しい中にも丁寧な学習支援があり、生徒が一つのことに打ち込む姿勢を応援している。

京華中学・ 高等学校
町田英幸校長

 面倒見の良い学校として定評がある。「学習塾が勧める中高一貫校」アンケート(大学通信)でも、「満足度が高い」「入学後に伸ばしてくれる」など、首都圏の中高一貫校の中でもトップクラスの評価を受ける。

 その理由は教育内容にある。個別指導と集団指導、体験型教育がバランスよく配置され、家庭との連携をきちんと図りながら、主体的に行動できる生徒を育成しているのだ。

 校訓に「ネバー・ダイ(不堯不屈)」と「ヤングジェントルマン(礼節・博愛)」を掲げる同校の教育理念は、「天下の英才を得て之を教育す」。町田英幸校長は「一人一人の秘められた才能(=逸材)を引き出し、磨いていくのが京華の教育の根本です」と語る。

 大切にしているのは、学問でもスポーツでも芸術でも、ジャンルにこだわらず、自分が一生懸命に打ち込めるものを見つけ、諦めずに取り組み、やり抜くこと。京華の教員たちは、そのための環境をつくっている。

諦めない生徒が
大学入試でも結果を出す

 京華の教育の特色は、段階的にステップアップできる学習プログラムを展開していることにある。中学では「特別選抜」「中高一貫」の2コース制で、中2から国公立大・難関私大を目指す「特別選抜」では、ハイレベルな問題を用いたアクティブラーニング型のグループ学習やディベートを取り入れた授業が行われる。「中高一貫」と共に夏休みはオーストラリア夏期海外語学研修や中学3年での勉強合宿などが用意され、語学力や学力を高めていく。

 さらに「特別選抜」の中には「国際先進クラス」があり、より一層英語4技能に磨きをかけていき、中3の春休みのセブ島英語研修でブラッシュアップする。

「国際先進ではオールイングリッシュの授業が多く、タブレットを利用した学習システムも充実し、英語のスキルは確実に上がっています。普段の授業に加えて、海外研修を重視しているのは、海外の文化や人に対面することで、英語がコミュニケーションのツールであることを実感できるから。留学する生徒たちは、皆大きく成長して戻ってきます」と町田校長。

 面倒見の良さは、中高一貫での日常の学習支援、放課後のキャッチアップやティーチングサポートなどで発揮される。前者は、遅れが出やすい英語と数学で、サポートが必要な生徒を指名して放課後補習を行い、後者は、同校OBの大学生がさまざまな相談に乗りながら、一人一人の学習を手伝う。

「ある卒業生が残した言葉で印象的だったのは、“迷ったらつらい方に行く”という言葉。例えば部活で挫折しても、諦めずにやり続けた生徒が、大学入試でも良い結果を出す例をたくさん見てきました。人生はどこかで壁にぶつかるもの。男子校の良さは、生徒同士が切磋琢磨してその壁を乗り越えていくこと。ぶつかるのは早い方がいいのです」(町田校長)

国際先進クラスでは、朝礼終礼も英語。英語漬けの環境が特徴的で、アメリカンスクールのような雰囲気がある
京華中学・高等学校
https://www.keika.ed.jp/
TOP