本当に子どもの力を伸ばす学校

独自のR-プログラムとICTの活用
「行学二道」を軸に「生き抜く力」を育成

立正大学付属 立正中学校・高等学校

建学の精神は「行学二道」。学んだ知識や経験を行動で示すという日蓮聖人の教えに基づき、中高6年間を通して「調べる」「読み取る」「表現する」コミュニケーション力アップを導く。ICTを積極的に活用して、自信を持って社会に羽ばたいていく人材の育成を実践している。

立正大学付属
立正中学校・高等学校
大場一人校長

「ICT教育は確実に、急速に深まり、英語、数学を中心にネット配信をしています」と、昨年立ち上げた先進教育推進部の進捗について話す大場一人校長。

 すでに2015年からスタディサプリを導入。学校通信のネット配信や、連絡事項の一斉送信などのシステムも出来上がっているが、さらなるICT教育促進のために、ネット環境の整備に力を入れている。

「とはいえ、全てをオンラインで賄えるわけではありません。それらはあくまでも、宿題や家庭での勉強の様子を把握するための補助教材であるべきものと考えています。学校生活は授業だけでなく、部活や課外授業、友達との語らいの場でもあるからです」と大場校長は語る。

 同校の教育の中心となるのが「R-プログラム」。これは子どもたちが将来、日本、アジア、世界で活躍していくために、コミュニケーション力を身に付け、グローバル化を促進させるためのプログラム。Research(調べる)、Read(読み取る)、Report(表現する)の三つのスキルを中高6年間で伸ばしていく。今年度からは中3より英語でのR-プログラムを予定。英語については、読む、聞く、話す、書くの4技能のスキルアップとともに英語でスピーチができるように、スピーキングに力点を置いている。

「入学した頃は引っ込み思案だった生徒が、R-プログラムを継続することで、高校生になる頃には立派にスピーチや発表ができるようになっていきます」と大場校長。「そんな成長を見ることが何よりもうれしい」と目を細める。

これからの時代を生き抜く
“自信”を付けていく

 また中2・3で実施するキャリアデザインプログラム「職場体験」も重視している。

「この体験によって、働くこと、働く場に対する考え方、労働の大切さを実感し、親への感謝の気持ちが表れてきます。また将来に向けて、今どうしなければならないかという思いも芽生えてきます。そして将来のビジョン、例えば何がしたいのか、そのためにはどういう大学、学部を選ぶのかなど、自分なりの絵を描けるようになり、進路を考える上でとても大切な体験になっています」(大場校長)

 進路指導については、「行ける大学より行きたい大学」を選ぶことを奨励。約80人が立正大学へ進学、それ以外の生徒は他大学に進学している。

 建学の精神は「行学二道」。学んだ知識や経験(学)を行動で示す(行)という日蓮聖人の教えだ。同校ではこの立正精神に基づく心の教育を重んじ、「人としての行い、考え方、思いやりなどの心を養うとともに、粘り強い力、忍耐力、途中で投げ出さない継続力など、社会人になって自信を持って生きていく力を育んでいきます」と大場校長。同校での学びでは「行学二道」を心の軸に、「社会を生き抜く力」を体得してゆく。

R-プログラムの一環として、ホームルームを利用して記事を読んで感想を書く「コラムリーディング」や、クラスメートの前で発表する「1分間スピーチ」などを実施。繰り返すことで表現力を身に付ける
立正大学付属 立正中学校・高等学校
https://www.rissho-hs.ac.jp/
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