本当に子どもの力を伸ばす学校

“自分”を生かせる「アクティブ入試」で
好きなことに取り組む生徒へ門戸を開く

武蔵野中学高等学校

「他者理解」を校訓に100年超の歴史を誇る伝統校。水泳部や卓球部は日本代表を輩出する強豪だ。2018年度から自分の強みを生かして挑戦できる「アクティブ入試」を導入し、好きなことに継続的に取り組む子どもにも門戸を開いている。

武蔵野中学
高等学校
浅見尚次郎副校長

 中学入試で導入した「アクティブ入試」。小学校のときに力を入れて取り組んだことやその活動を通して成長できたことを40分間でシートに記入してもらい、それを基に15分の面接を行っている。学科試験は国語と算数のどちらか得意なものを選び、自分の強みを生かして挑戦できる「得意型入試」だ。

「スポーツや習い事など好きなことに打ち込んでいて、中学受験のために活動を中断・休止したくないお子さんにも、門戸を開放したいと考えて導入しました」と語るのは浅見尚次郎副校長だ。

「アクティブ入試」では、取り組んできたことの内容や結果よりも、取り組む姿勢や伝える努力を評価している。例えば、ある生徒は人と話すことが苦手だったが、動物の飼育係になり、朝礼で発言したり、後輩を指導したりといった体験を通して、徐々に苦手意識を克服。その体験が他のことにも生かせるのではないかと語ってくれたという。

「アクティブ入試を受験した生徒は、自分自身を振り返ることで自分の潜在能力に気付き、新たな目標に向かうチャレンジ精神が湧いてくるのではないかと思います。人は誰でもさまざまな可能性を秘めています。武蔵野が目指すのは、個々の生徒の潜在能力を引き出し、開花させる教育なのです」(浅見副校長)

ニュージーランド留学で
人として大きく成長

 武蔵野中ではグローバル化に対応した英語教育にも力を入れている。英語の授業は週10時間。外国人教師による「LTE(Learning Through English)」(週6時間)と、日本人教師による英文法の授業(週4時間)との2本立てだ。LTEはオールイングリッシュで、プレゼンテーションが中心の実践的なプログラムとなっている。高校1年次には全員参加でニュージーランド3カ月留学を実施。1人1家庭にホームステイをしながら、現地の高校生と一緒に授業を受ける。週10時間の英語の授業とニュージーランド3カ月留学を合わせると、英語の学習時間は6年間で3000時間以上となる。 

「ニュージーランド3カ月留学の目的は英語力向上だけではありません。異国で自分と向き合うことは、自分自身と他者への理解を深めます。英語が苦手な子も自信を得て、見違えるほど伸びる生徒が大勢います」と浅見副校長。

 同校には日本代表を輩出する水泳部や卓球部があり、スポーツで活躍する生徒が勉強でもトップクラスという「文武両道」の伝統がある。生徒たちが放課後夜9時まで利用できる学習施設「進学情報センター」では、面倒見の良い卒業生がチューターとなり、勉強を教えたり、進路の相談に乗ってくれたりする。

「武蔵野の良さはアットホームで和やかな雰囲気と、教員が生徒の背中を押して、チャレンジさせるところです。生徒の成長を目にすることが、教員にとって何よりの喜びなのです」(浅見副校長)

ニュージーランド3カ月留学では、温かいホストファミリーと過ごすことで留学前の英語に対する不安も、大きな自信に変化。「他者理解」と「グローバル」が一体となる、かけがえのない経験になる
武蔵野中学高等学校
https://www.musashino.ac.jp/mjhs/index.html
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