“離れていてもつながる力”をテーマに
「徳才兼備」の女性を育てる

三輪田学園中学校・高等学校

千代田区九段北に立地する、創立130年を超える歴史を持つ三輪田学園。“人とつながる力”を身に付け、自分らしく生き抜ける女性を育成している。伝統の読書教育に加えて、最近は英語教育にも力を入れている。

三輪田学園中学校・
高等学校
吉田珠美校長

 三輪田が育てたい女性は、誠実で、誰とでもつながることができる「徳才兼備」の女性だ。「誠のほかに道なし」の校訓の下、最も大切にしているのは、誠実であるということ。何事にも誠実に向き合いながら、才能の開花を目指している。

 教育方針は“5つのチカラ”を育むこと。「リーダーシップ・フォロワーシップ」「対話するチカラ・共感するチカラ」「世界に興味を持ち学び続けるチカラ」「問題を解決する論理的思考力」、そして「確かな職業観に基づく人生設計力」だ。

 この5つのチカラと共に、「普段から“つながる”ことをポリシーとしてきたため、新型コロナウイルスの影響でオンライン授業になっても、三輪田生としてみんながつながることができたと思います」と吉田珠美校長は語る。社会性を育てるためには、リアルな学校が必要なのは確かだが、困難な状況を乗り越えてつながることも大切。これまでのICT教育や教員との信頼関係をベースに“離れていてもつながる”ことが実践できたという。

嫌いを生み出さない英語教育と、
伝統の読書教育

 三輪田が最近力を入れているのが英語教育だ。英検の取得級に応じて、「Honors Class」「Advanced Class」を設置。英語嫌いをなくし、英語が得意な生徒は効果的にその力を伸ばそうというシステムだ。ネイティブによる英作文の添削指導、オンライン英会話や海外語学研修も用意されているが、特に秋田の国際教養大学が提供する英語プログラム「English Village」(3日間)への参加は、生徒たちの満足度も高いという。

「パンデミックのような問題が起きたときにこそ、グローバル化を否定するのではなく、国際的につながって解決していく必要がある。そのために英語力は必須だと思うのです」と吉田校長は解説する。

 その英語教育と並行して、「読書の三輪田」と呼ばれる読書教育も“深化”している。約5万4000冊という蔵書を誇る図書館を持つ三輪田では、読書を全ての学力の基礎を築き、人間形成にも大きく役立つ大切なものとして捉えている。

 中1の「国語読書」では、同校オリジナルの読書案内「読書のすすめ」を基に、心を育てる文学作品に触れ、読書発表会を行う。中3の「社会科読書」では、社会科分野への読書に取り組み、3学期に卒業論文を作成、ポスターセッションを行う。「考える力と読書量は、ほぼイコールだと考えています。読書を通して語彙力が高まり、次の行動に進むためのきっかけになることも多い。特に、中学生にはたくさん本を読むことを推奨しています」。

 最後に自らも卒業生である吉田校長はこう語る。「ある卒業生が“三輪田は私の北極星のようだ”と語ってくれたことがあります。人生に迷ったときに三輪田を思い出すと、自分の行き先が分かると。そんな学校であり続けたいと思っています」。

秋田の国際教養大学が提供する英語プログラム「English Village」へ参加したときの様子。英語学習に生きるスキルが学べるなど、実り多い3日間を過ごすことができたという
三輪田学園中学校・高等学校
https://www.miwada.ac.jp/

学校データ

三輪田学園中学校・高等学校
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