行動目標は挑戦・変化・社会貢献
学校を挑戦のプラットフォームに

青稜中学校・高等学校

今年度からゼミナール形式の
14講座を開講

2020開講!「青稜ゼミナール」

1 「2030~ミライへの挑戦~」
2 西洋音楽入門
3 プログラムをつくろう
4 今から学べる高校数学の基礎
5 英語好きのための
英語の学びゼミナール
6 日常生活と数学
7 日本の行事食と郷土料理
8 文化教養ゼミ
9 目指せ!お天気マニア!
10 芥川賞を読む
11 BADMINTON
12 あなたの力で社会を変える!!
13 多様なメディアによる
「物語」を読み解く
14 変態学~メタモルフォーゼへの誘(いざな)い

 その青田校長が今挑戦しようとしているのは、学校を“挑戦のプラットフォーム”にしようということ。

 約1600人の生徒を擁する学校を舞台に、いろいろな人が出入りして、さまざまな挑戦を試みてゆく。そんなビジョンを抱いているという。

 具体的には今年度、SDGsのゼミナールを、中学2・3年を対象に開講することを予定している。SDGsに取り組むさまざまな企業から人を招き、講演やワークショップ、あるいは校外活動を展開する。今、自分たちの未来をどのように考え、動いていく必要があるのか。それを大人と子どもの視点から考えていくのだ。

「子どもは社会に変化を生み出すためのキーパーソンで、実は子どもが変わることによって親が変わり、社会が変わる。もっと子どもたちを巻き込んで、社会に変化を生み出していきたい。それが、CONTRIBUTION(社会貢献)につながっていくと考えています」(青田校長)

 各教科の教員たちが、それぞれの得意分野について開催するゼミナールは全部で14講座を予定。青田校長自ら開講するSDGsのゼミナールも、そこに含まれる。

先を急がず基礎学力を
重視する教育方針

「Sラボ」は午後8時までオープン。チューターが一人一人の質問に答える

 青稜の教育方針は、先を急がず基礎学力を重視することに特徴がある。特に中学では、基礎5教科に時間的ゆとりを持たせるため、6日制7時間のカリキュラムを編成。読解力と記述力を養うため読書量を増やし、つまずきを解決しながら手厚いサポートを行う。

 また学びの衝動を引き出すために、自学自習システム「Sラボ」を設置している。“その日に学んだことをその日のうちに振り返る”ことを目指す自習室で、専任のチューターが常駐し、学習計画の立案から相談に乗り、生徒一人一人の質問に答えてくれる。Sラボで学習習慣を身に付けた生徒は、成績や学力が向上する傾向にあるという。

読解力を養うための「朝読書」は、今年度から「読書の時間」に変わる

 青稜では、中学も高校も特進などのコース制を取っていない。その理由は、同一性を過剰に求めたくないためだ。「クラスには多様性が必要だと思っています。学力の上下はありますが、上の子が下の子を引っ張り、下の子が上の子を押し上げるという効果があります。いろいろな価値観を持つ生徒たちがいる方が、クラスは活性化するのです」と青田校長は明かす。

生徒の“希望進路”を
後押しする

2017年から導入したオリジナル手帳で、自己管理能力を高める

 現在、取り組みが急速に進んでいるのが、オンライン学習システムの活用だ。同校は新型コロナ感染症対策にいち早く対応し、生徒も教員もICTのスキルが一気に進んだ。

「学習面に関しては、オンラインでも十分に可能だという手応えがあります。ただし、人と人が同じ空間と時間を共通にすることの重要さも、改めて感じています。新型コロナ感染症の状況が収束したときには、スピード感のある双方向のオンライン学習を、既存の教育にハイブリッドな形で融合できないかと考えています」(青田校長)。いいと思うものは、どんどん取り入れてみる。まさにトライ&エラーの実践だ。

定期試験前の月曜日は、全校を挙げ個別指導に当たる「質問の日」

 青田校長の言葉を借りれば、「いい意味で、屈託のない生徒が多い」という青稜。進学校らしくない進学校、と見られることもあるが、今春は国公立大学50人、早慶上理に123人の合格実績を出した。進学に対しては、生徒の“希望進路”を後押しする。今年、美大志望の生徒が「University of the Arts London」に海外進学。それも青稜らしい挑戦の証しである。

 

青稜中学校・高等学校
https://www.seiryo-js.ed.jp/

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