注目銘柄ダイジェスト(前場):シャープ、オリコ、三菱商事など

9月3日 11時37分
フィスコ
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シャープ<6753>:186円(前週末比-12円)
売り先行で下落率上位。先週末にS&Pが長期格付けを「BBB」から「BB+」へ2段階、
投機的水準まで引き下げている。今後の資金繰り対策に対する余地の狭まりにつなが
るとして、警戒材料視される展開に。鴻海との最終合意は9月中にも、との社長見解
など伝わっているが、8月中の合意に対する期待感が肩透かしとなったばかりであ
り、期待感は高めにくい状況になっている。

オリコ<8585>:107円(同+7円)
買い優勢で上昇率上位。同社は先週末8月31日に上半期の業績予想を上方修正してい
る。最終利益は従来予想の62億円から105億円にまで増額修正へ。債権良質化の進展
による貸倒引当金繰入額の削減などが上振れの背景のようだ。第1四半期の状況から
上振れ期待はあったが、4-6月期比でも7-9月期は増益となる格好であり、ノンバンク
業界の事業環境は一段と改善しているとの見方にも。

三菱商事<8058>:1427円(同-12円)
売り先行の展開。クレディ・スイス(CS)では商社セクターの投資判断を「マーケッ
トウェイト」に格下げ、個別では同社と三井物産<8031>の投資判断を「アウトパフォ
ーム」から「ニュートラル」に格下げしている。鉄鋼原料価格の大幅な下落に伴い、
業績見通しが悪化したことが格下げの背景のようだ。また、先週末には、原料炭価格
の下落が加速しているとの報道も伝わっており、ネガティブ材料にもつながる。


JFEHD<5411>:952円(同-36円)
下げが目立つ。鉄鋼セクターは業種別下落率のトップになっている。先週末には中国
製造業PMIが発表されているが、市場コンセンサスの50.0を下回る49.2まで低下して
おり、中国関連銘柄には売り材料視される格好のようだ。また、鉄鋼原料価格の下落
基調も継続、UBSでは鉄鉱石価格の下落基調が続いていることで、鋼材市況の反発時
期は当初想定よりも先送りと判断しているもよう。

LIXILグループ<5938>:1769円(同+88円)
大幅反発で上昇率上位。財務省と国土交通省が住宅ローン減税を拡充する方向で検討
に入ったと報じられている。住宅設備最大手の同社には、需要の拡大につながるとの
期待感が先行する形へ。また、シティでは、住宅設備企業大手の中で最も国内新築向
け収益構成比が高いため、消費増税前の駆け込み需要を見越した短期物色対象となり
やすいとも指摘している。さらにバークレイズでは、今期営業益は会社計画500億円
を上回る620億円を予想として、買い推奨の投資判断を継続している。

Dr.シーラボ<4924>:291600円(同-14400円)
急落。消費者庁が景品表示法違反で再発防止を求める措置命令を出したと伝わってい
る。根拠がないまま脂肪分解などの効果を表示して美顔器を販売したようだ。目先の
イメージダウンにつながる可能性などが警戒される状況へ。なお、業績下方修正で急
落する前の水準まで上昇していたことで、戻り売り圧力なども強まりやすくなってい
る。

7&iHD<3382>:2451円(同+76円)
9日ぶりに反発。足元では業績未達懸念等を背景に下げ足を早めてきていたが、本日3
日は大型店出店加速との報道を手掛かりに、反発色を強める展開となっている。自治
体の誘致再開などを背景に、2015年度までに現在よりも6割多い20店強に増やす計画
のようだ。今後の収益成長を牽引する分野として期待感が先行する流れにも。


アステラス製薬<4503>:3955円(同+135円)
買い優勢の展開。米社と共同開発の前立腺がん治療薬「Xtandi」が米FDAから承認さ
れたと発表している。審査期間よりも約3ヶ月早い承認となっており、ポジティブな
インパクトが先行する格好に。なお、シティでは、今後どれだけのペースで売上が進
捗していくのか大いに注目され、株価にはプラスと判断している。

オーデリック<6889>:1604円(同+34円)
反発。経済産業省が、LED電球を対象に省エネルギー性能を高める基準をつくると
報じられており、LED関連の一角として関心が高まっている。制度が導入されるこ
とで、各メーカーは自社商品が省エネ基準をどれだけ上回っているかをラベルで示せ
ると。省エネ製品の普及に伴って、LED照明市場の一段の拡大期待が先行へ。


セリア<2782>:1274円(同+52円)
買い優勢。一部週間紙で特集記事が掲載され、好業績の内需関連としてあらためて関
心が高まっているようだ。売上高は26期連続で増加しており、洗練された店舗が収益
を生む表の顔とすれば、それを裏で支えるのがITを駆使した販売データの活用であ
ると。また、社長インタビューでは、関東や関西はまだ手薄で出店余地があり、積極
出店に備えて今は店舗運営の簡素化をさらに進めるとコメントしている。


UBIC<2158>:5400円(同+90円)
しっかり。野村では中小型株マンスリーの中で、苦戦の第1四半期に高進捗を達成し
た企業に注目と指摘している。4-6月期決算が営業減益となった銘柄でも、見た目の
業績だけでネガティブに判断する必要のないケースがある点に注意と。同社について
は、昨年来国内外の組織強化を進めた結果、前年同期より販管費が増えたことによる
営業減益であり、足元の受注活動が活発な点に注目すべきとコメントしている。


フェローテック<6890>:320円(同-14円)
売り優勢で上場来安値更新。中国の太陽電池業界の経営環境が厳しさを増していると
報じられており、太陽電池業界への警戒感があらためて高まっているようだ。中国大
手企業の売上高は足元で大きく落ち込んでいるほか、深刻な供給過剰によって太陽電
池各社は正念場を迎えていると。なお、太陽電池関連ではエヌピーシー<6255>なども
さえない動きに。

ACCESS<4813>:67800円(同+7700円)
買い気配から急伸。先週末に発表した上期営業損益は11.3億円の黒字となり、従来予
想であった3.5億円の赤字を大きく上回る着地となったことが好感されている。特許
権に関するライセンス収入を計上したほか、コスト削減効果が寄与。また、同時に、
通期の営業利益見通しを3.0億円から11.5億円へと上方修正へ。四季報予想では17億
円が見込まれておりサプライズこそないが、上期の損益改善は想定以上とみられ、一
段の上振れ期待も高まる状況に。


(フィスコ)

【※関連銘柄の株価チャートはこちら!】
◆シャープ(6753)
◆オリエントコーポレーション(8585)
◆三菱商事(8058)
◆三井物産(8031)
◆JFEホールディングス(5411)
◆LIXILグループ(5938)
◆ドクターシーラボ(4924)
◆セブン&アイ・ホールディングス(3382)
◆アステラス製薬(4503)
◆オーデリック(6889)
◆セリア(2782)
◆UBIC(2158)
◆フェローテック(6890)
◆エヌ・ピー・シー(6255)
◆ACCESS(4813)
【※最新の株価指数・為替チャートはこちら!】
◆日経平均株価
◆東証マザーズ指数
◆ジャスダック平均株価
◆NYダウ(ダウ平均株価)
◆ナスダック総合指数
◆米ドル/円
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