旅行カバンの後片づけ、先送り癖を直す3つのポイントPhoto:PIXTA

旅につきものの
片づけの憂鬱さ

 秋の行楽シーズン。Go Toトラベルキャンペーンの対象地域が全国に拡大したこともあって、この秋は、旅行の計画に胸躍らせている人も多いのではないでしょうか。

 さて、旅といえば荷造り、そして帰宅後の片づけがつきものです。楽しい旅行が終わった後に残る「片づけ」が憂鬱…という人も多いことでしょう。私も、掃除や整理収納のコンサルで一般のご家庭を訪問した際に、旅行カバンやレジャーグッズの片づけが中途半端な状態で残っているのを何度も目にしてきました。

 後始末の中途半端なものが部屋に残っているせいで、「ああ、片づけないといけないのに…」という思いに苛まれるのでは、せっかくの楽しい旅の後味も台無しです。

 旅行カバンの後片づけの先送り癖は、どうしたら克服できるのでしょうか。

 実は、旅の後片づけが先送りになるのは、その人の性格・性質に問題があるからではありません。旅行中の様子を聞いたり、家の収納の様子を見たりしていくと、いくつかの共通点が浮かび上がってきます。今回は原因別に、3つの視点から「旅の後始末・先送り癖の撃退法」を紹介していきます。