マッキンゼーのエリートが大切にしている39の仕事の習慣Photo:PIXTA

元マッキンゼーで、現在は経営者へのエグゼクティブコーチング、人材戦略コンサルティングを行う大嶋祥誉氏が、新刊書『マッキンゼーのエリートが大切にしている39の仕事の習慣』を上梓。本書からの抜粋で、今日から即役に立つ、働き方の基本について紹介していく。今回は、「できる部下」としての習慣について。上司のタイプを見極めて接すれば、仕事は劇的にうまくいくはず。

上司から好かれる部下には
上司のタイプを見極める能力がある

 ときにはそりの合わない上司の下に配属されることも避けられません。でも、できることなら、いつでも、どんな上司にも好かれているほうが、コミュニケーションが楽にとれて、仕事がスムーズにできます。何よりもポジティブにバリューを出せて、毎日が楽しくなるはずです。

 上司から好かれる部下に共通しているのは、上司のタイプをうまく見極める能力があることです。

 仕事ができない人は、誰が上司であっても「自分流」を貫こうとします。その結果、タイミングやそりが合わず、仕事が進みません。

 大ヒットドラマ『半沢直樹』のように「自分流」を貫ければ、すごくかっこいいわけですが、現実にはそうもいきません……。

 そこで! 上司がどういうタイプなのかをニュートラルな視点で観察し、それに合わせて接するのです。こうすれば、仕事は劇的にうまくいくはずです。

 ここでは、代表的なタイプとその接し方についてご紹介しましょう。さあ、あなたの上司はどちらのタイプですか?