わかりやすくいうと、肉を食べると元気になるのです。よく高齢者が肉を食べると元気になる、パワーが出るといいます。確かに高齢者にはいいのかもしれませんが、肉も食べすぎると攻撃的になるということは、知っておくといいかもしれません。

感情には「ガス抜き」が必要

 最近では「アンガーマネジメント」などといわれて紹介されていますが、怒りを鎮める方法にはいろいろなものがあります。しかし、怒りを鎮めること、減らすことは、簡単ではありません。

 人間関係においても、できれば怒りをゼロにできるのが理想的ですが、実際のところそれは難しい。では、せめて怒りが引き金となる病気を防ぐことはできないものだろうかと私は考えました。怒りを感じている人がみんな、なんらかの病気になってしまうのかというと、そういうわけではないからです。

 怒りを感じている人でも、高血圧や脳卒中にならない人はもちろんいます。調べてみると、そのような人には共通点があることがわかりました。

 大きく分けると、

(1)趣味を持っていること
(2)怒り以外の感情(笑いなど)で発散すること
(3)話を聞いてくれる人がいること(周囲の人のサポート)

 の3つです。

 まず(1)「趣味を持っていること」。趣味をたくさん持っている人、特に運動をしたり、音楽を演奏するなど、外に出かける趣味がある人が怒りによる作用を弱めるということがわかってきました。