『独学大全──絶対に「学ぶこと」をあきらめたくない人のための55の技法』が10万部を突破! 本書には東京大学教授の柳川範之氏「著者の知識が圧倒的」独立研究者の山口周氏「この本、とても面白いです」と推薦文を寄せ、ビジネスマンから大学生まで多くの人がSNSで勉強法を公開するなど、話題になっています。
この連載では、著者の読書猿さんが「勉強が続かない」「やる気が出ない」「目標の立て方がわからない」「受験に受かりたい」「英語を学び直したい」……などなど、「具体的な悩み」に回答。今日から役立ち、一生使える方法を紹介していきます。(イラスト:塩川いづみ)
※質問は、著者の「マシュマロ」宛てにいただいたものを元に、加筆・修正しています。読書猿さんのマシュマロはこちら

独学の達人が推薦!「文系の親でも子どもと一緒に学べる」おすすめの理系書Photo: Adobe Stock

[質問]
 小学2年の子どもが機械が好きでよく分解・組み立てなどをしています。勉強させてあげたいのですが、私には小学生レベルの理科すら怪しいほどその分野の知識がありません。
 電子工作? 機械工学? どう言えばいいのかわかりませんが、そういったものを学ぶ取っ掛かりになるような書籍やサイトがあれば教えていただけないでしょうか。

[読書猿の回答]
 私も元・科学少年で、機械を分解していたので、気持は良く分かります。「どんなふうになっているんだろう?」という疑問は、世界の謎を解き、知識へと向かう最初の扉です。大切にしてあげてください。
 ブルーバックスの『図解・わかるメカトロニクス : 身近な機械のしくみを解き明かす』『小事典・機械のしくみ―身近な機械がよくわかる』は少し早いでしょうか。では『もののしくみ大図鑑』を。
 『大図解 (キッズペディア こども大百科) 』『キッズペディア 科学館』もいい感じです。
 あとは鉄板ですが雑誌『子供の科学』を。