ワークマンはなぜ、2倍売れたのか?「3つのアマゾン対策」とは

EC物流国内実績No.1イー・ロジット(東京都/角井亮一社長)による毎年恒例の物流戦略セミナーが、去る10月20日に開催された。節目の20回目となる今回は、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、初めてのオンライン開催となったが、このコロナ禍にあっても高い成長を続けているワークマン(東京都/小濱英之社長)、オイシックス・ラ・大地(東京都/髙島宏平社長)両社から、戦略に深く関わる土屋哲雄氏(ワークマン専務取締役)、奥谷孝司氏(オイシックス・ラ・大地執行役員)がゲストスピーカーとして登場。例年以上の盛り上がりをみせた。本稿はワークマンの土屋哲雄氏による講演をまとめた。

改革の柱は「データ経営」と「しない経営」

 土屋氏は三井物産で30年以上勤めあげ、その後叔父が創業したワークマンに請われて入社した。とくに命題を与えられてはいなかったが、現場の改革を求められているに違いないと自身で考え、改革を進めてきた。

「(ワークマンが元々取り扱ってきた)作業着市場はいずれ飽和する。ワークマン1000店舗で、1000億円市場をとりつくすことになる。さらなる成長のためには、第2のブルーオーシャンを探し当てねばならない」と土屋氏は考え、「データ経営」と「しない経営」という2つの方針を打ち出した。