成城石井はなぜ高収益スーパーになれたのか、立て直しのキーマンに聞くPhoto:Diamond

現在、業績絶好調の成城石井だが、かつて旧レックス・ホールディングス(現レインズインターナショナル)傘下にあった当時は業績が低迷し、そこから再生した過去がある。その際に行った業務改革が現在の成城石井の高利益体質の基盤となっているといっても過言ではない。当時行った具体的な施策を、成城石井立て直しの請負人であり、現リテイルサイエンス社長の大久保恒夫氏に聞いた。(聞き手/ダイヤモンド・チェーンストア編集長 阿部幸治、構成/フリーランスライター 松岡由希子)

成城石井の再生で最初に着手したこと

店舗の「実行度」とレジでの接客力を高める

 2007年に私が旧レックス・ホールディングス傘下にあった成城石井の社長に就任した当初、同社は業績こそ伸び悩んでいましたが、組織力や人材自体は決して悪いものではありませんでした。

 私が成城石井の再生で行ったことはシンプルで、まずは「基本の徹底」です。