日銀Photo:PIXTA

日銀が長期金利変動幅を
「±0.25%程度」とした意味

 日本銀行は3月18・19日の政策決定会合で、「金融緩和の点検」結果を受け、上場投資信託(ETF)の買い入れの柔軟化やイールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)の下で長期金利の変動幅を上下0.25%程度にすることなどを発表した。

 米国の長期金利が経済回復への期待を背景に上昇する中で、日本の長期金利は、今後、0.25%を上限にしてその下のレンジ内で変動するということになるだろう。

 今回の変動幅の決定は将来の金融政策変更の布石なのかどうか。

 黒田東彦総裁は従来のYCCの運営方針の「明確化」にすぎないと説明したが、本当に明確化だけのことだろうか。

 筆者は政策修正の第一歩とみる。