サマルカンドのレギスタン広場サマルカンドのレギスタン広場

海外旅行ガイドブックの決定版『地球の歩き方』から、今回はウズベキスタンを紹介します。中央アジア、シルクロードの十字路と言われ、世界中がパンデミックに見舞われる前の2019年の『ニューヨークタイムス』や『ガーディアン』などで、人気の旅先上位にランクインしたウズベキスタン。コロナ禍で静かな時間を過ごしながらも、着々と観光客を迎える準備を進める同国の魅力や「今」をお伝えします。

【はじめに】2021年3月23日現在、観光目的の海外渡航は難しい状況です。『地球の歩き方ニュース&レポート』では、昨今の世界情勢をふまえ観光地情報の発信を抑制してきました。しかし、「近い将来に旅したい場所」として、世界の観光記事の発信を2020年6月以降、再開することにいたしました。
 世界各地のまだ行ったことのない、あるいは再び訪れたい旅先の詳しい情報を入手して準備をととのえ、新型コロナウイルス禍収束後は、ぜひ旅にお出かけください。安心して旅に出られる日が一日も早く来ることを、心より願っています。

歴史ある観光地に
新しい施設も続々誕生

 ウズベキスタンの定番観光ルートは、世界遺産登録されているサマルカンド、ブハラ、ヒヴァといった、シルクロードの面影を色濃く残す町を巡る旅。