コロナ禍の前に行われた20年卒の採用。果たして主要企業はどの大学から学生を採用したのだろうか。総合商社、コンサル、金融、メーカー、流通、運輸、情報通信など主要12業種の58の企業別2020年採用大学ランキングを作成した。第14弾はセブン-イレブン・ジャパン、ファミリーマート、ローソンの主要コンビニエンスストアの採用大学ランキングをお届けする。

 国内市場が頭打ちとなる中、二極化が進んできた小売り業界。その中では「勝ち組」とされてきたコンビニエンスストアも、新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛で大きな影響を受けている。

 セブン-イレブン・ジャパン(以下、セブン)、ファミリーマート(以下、ファミマ)、ローソンのコンビニ大手3社の2021年2月期の通期決算は、3社いずれも減収となった。度重なる緊急事態宣言の発令でテレワークが推奨されたことで、都心部のオフィス街の店舗を中心に客足が減少したことが響いた。

 同じ小売り業界でも好調なのが食品スーパーだ。家庭で料理する人が増えたことで食料品の販売が増えた。いわゆる“巣ごもり需要”をうまく捉えた格好だ。コンビニもコロナ禍においては、巣ごもり需要への適応が業績復活の鍵となるだろう。

 そんなコンビニ大手3社はどんな大学の学生を採用しているのか。

セブン、ファミマ、ローソン、コンビニ大手3社「採用大学」ランキング2020!セブン、ローソンで1位となった大学は?