共感で広がる公式ツイッターの世界Photo:PIXTA

企業ツイッターで、どうすれば多くのファンをつかむことができるのか。東急ハンズ公式ツイッター担当者執筆の新刊書『共感で広がる公式ツイッターの世界』からの抜粋で、多くのフォロワーに支持される同ツイッター運営の舞台裏を、「中の人」自らが公開する。今回は、投稿するタイミングについての考察。

なぜ予約投稿しないのか

 ツイッターには予め指定した時間に自動的に投稿してくれる「予約投稿」という機能があるのですが、私はその日いちばんの「おはようございます」ツイートも含め、ほぼすべての投稿を予約投稿ではなく、リアルタイムで投稿しています。

 と言ってもきっちり10時ではなく、だいたい10時。たまに11時ぐらいになることもありますが、その場合は「おそようございます」などと、ちょっと変化をつけたりしています。現在、ツイッター担当者は私を入れて3人いるので、お互いにフォローし合いながら朝いちばんの投稿をします。

 事前にネタを考えておくことはあるものの、投稿ボタンはできるだけリアルタイムで押す。これが私のこだわりです。予約投稿をしても、リアルタイムで発信しても、フォロワーさんにとっては同じことかもしれません。毎朝10時の投稿であることに変わりはないでしょう。 

 しかし、この違いには目には見えない深いギャップがあると思うのです。