本当に子どもの力を伸ばす学校

「探究クラス」が本格始動、生徒との対話を積極的に増やす

成立学園中学・高等学校

2020年度から海外大学を視野に入れた「探究クラス」を設置、個別学習支援「STSC※」を導入するなど、創立100周年へ向けた学校改革に力を入れている成立学園。その一方で、生徒との面談の機会を増やすなど、コミュニケーションを大切にする取り組みを行い、"面倒見の良い"伝統を守っている。

成立学園中学・高等学校
福田英二校長

 昨年6月、緊急事態宣言が明けて学校への登校が再開した日、福田英二校長は、いつものように校門に立って生徒たちを迎えた。

「登校してきた生徒たちの“人に飢えている”という表情が印象的でした。オンライン授業などではつながっていましたが、やはり学校生活の基盤は、登校して教員や友人たちと触れ合うことです。成立学園は教員と生徒の距離が近いので、ことさらそのことを強く感じました。

 そして、いつも教員には、生徒をよく観察してほしいと伝えています。生徒との面談の機会を増やし、立ち話でもいい、積極的に生徒との対話を増やすことで公平に生徒の状態を把握することに力を入れています。そのことが成立学園の面倒見の良さの根本にあると思っています」と福田校長は語る。

 

 「School Canvas Project」を開催

 同校では昨年度「探究クラス」(高2から)を立ち上げた。英語や論理的思考力などの能力を養い、海外の大学をはじめ、総合型や学校推薦型選抜での進学を目指すクラスだ。文理の区別なく、総合的・横断的な学習を行うのが特徴で、プロジェクト型の探究学習やアート・プログラムなどを実施する。英語については、英語能力測定試験IELTS(アイエルツ)で高いスコアを獲得できるよう、専門のスタッフが指導。ネイティブスピーカーの教員も教える。

探究クラスのネイティブスピーカーによる英語の授業風景

 従来の講義型と違い、生徒自らが問題を提起して話し合う参加型の授業が行われ、第1期生たちは、社会問題や環境問題を自ら研究し、その改善案を英語でプレゼン。さまざまなワークショップに参加して、価値観や視点を広げ、多角的な思考を培ってきた。

※「STSC」……Seiritz school Tomas Study Centerの略

 

本当に子どもの力を伸ばす学校

学校データ

成立学園中学・高等学校
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