本当に子どもの力を伸ばす学校

来年度から新コース制を導入、恵まれた学習環境で目標を定める

共立女子第二中学校高等学校

昨年、創立50周年を迎えた共立女子大学の付属校・共立女子第二中学校高等学校。現役進学率は95%と高く、外部大学と共立女子大学に約半数ずつ進学している。建学の精神は「自立した女性を育てる」。2022年度から高校で二つの新コース制を開設、恵まれた学習環境の中で、新たな進化を目指している。

共立女子第二中学校高等学校
晴山誠也校長

 2022年度から新たな取り組みとして、高校で「英語コース」「共立進学コース」を新たに導入する。

「英語コース」の目標は、高い英語力とグローバルマインドを身に付け、国内外でリーダーシップを発揮できる生徒を育成すること。1年次3学期に全員がニュージーランドへのターム留学(約3カ月)を実施し、Berlitz(ベルリッツ)と提携した授業を組み込んで、世界標準的な“英語で思考する力”を鍛えていく。英語力の向上に強い意欲と意志を持つ生徒が対象で、CEFR(セファール)(欧州言語共通参照枠)B2レベル(英検準1級程度)の習得を目指すカリキュラムが提供される。

 晴山誠也校長は、「英語の履修単位は他コースより9単位多く、その約6割はネイティブ講師による授業になります。クラス全員のターム留学を必須としたのは、ターム事前事後プログラムの効果が大きく、早い時期での留学体験は英語学習のモチベーションを向上させるからです」と語る。

高大連携を強化した
「共立進学コース」

 一方の「共立進学コース」は、共立女子大学・短期大学への進学を第1志望とする生徒を対象とするコースで、大きな特徴は、高3年次に大学の授業を受講でき、進学した際にはその単位が認定される「KWU高大連携プログラム」を採用すること。

「共立女子大学へは推薦入試で進学できるため、大学入試の枠にとらわれず、高校3年間を通してクラブ活動など、自分のやりたいことに集中できます。またKWU高大連携プログラムで単位認定を受ければ、大学進学後に留学やインターンシップ、資格試験に向けた勉強など、多様な学びに取り組むことができるメリットがあります」(晴山校長)

 22年度からは、従来からの特別進学コース、総合進学コースに加えて、計4コース体制となり、目標をしっかり定めた学校生活を送れるようになる。

 八王子の丘陵地にある自然豊かなキャンパスは、東京ドーム5個分と広大で、400メートルトラックを持つ総合グラウンドや、人工芝9面のテニスコート、ゴルフ練習場、理科実験のためのファームなどを備え、まるで大学のような充実の学習環境が整っている。ICT環境も整備され、今年度から「BYOD」(Bring Your Own Device)の仕組みも導入された。

 晴山校長は、同校の持ち味を、「積極性が育つ土壌があること」と語る。「男子がいない環境で、学校行事や部活動など、リーダーシップを発揮する機会が数多くあります。ロールモデルとなる先輩もたくさんいて、自分の中の積極性が自然に引き出されます。上級生が下級生の面倒をよく見るのも本校の伝統です」。

 人生の節目で卒業生の多くが学校を訪れるなど、母校への愛情が強いのも同校の特徴。心と心が触れ合う教育を実践しながら、「自立した女性」の育成を目指している。

四季折々に変化する自然豊かなキャンパス。春の野外観察、夏の天文教室など、多くの体験プログラムが実施される
共立女子第二中学校高等学校
https://www.kyoritsu-wu.ac.jp/nichukou/
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学校データ

共立女子第二中学校高等学校
女子校
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