本当に子どもの力を伸ばす学校

国公立大現役合格が大幅に向上、穏やかな校風で豊かな人間性を育む

高輪中学校・高等学校

1885年に創立された男子伝統校。校訓は「自主堅正」。教員の専任率が8割と高く、中高6年間でじっくりと生徒を育成する。体験学習や海外交流などがバランスよく実施され、部活動や学校行事も盛んだ。近年は難関私大をはじめ、国公立大学への現役合格率が高くなっている。

高輪中学校・高等学校
平野 豊校長

 難関大学の現役合格実績が向上している。今春、国公立大学の現役合格が昨年の28人から46人に増えた。前年比164%である。難関の早慶上理も昨年の79人から88人へ、GMARCHへの合格も156人から166人へ順調に推移した。

「理系の生徒を中心として、国公立大学への第1志望を下げずに挑んでくれた結果なので、うれしく思っています。その理系の生徒たちの頑張りに、文系の生徒たちも刺激されました。共通テスト利用方式の私立大学への合格者も延べ人数で216人に達しました。共通テストは教科書の範囲内から出題されるのですが、本校では高校2年までに先取り教育でしっかりと基本を身に付けていきます。そうした地道な努力が、成果に表れたのだと考えています」

 そう語るのは、就任2年目を迎えた平野豊校長だ。

教員全員が
YouTuberとして奮闘

 2020年度はコロナ禍で、春先は休校期間があったが、連休明けからYouTubeを使った授業の動画配信を行った。正規授業と同じ時間割で行われたオンライン授業は、“全教員がYouTuberになろう”を合言葉に奮闘、登校再開後も学習に遅れは出なかったという。

 高輪は穏やかな雰囲気の学校で、奇をてらった教育をしない“学校らしい学校”である。進学目標を見据えた6年間の継続的な教育を実践するほか、資格検定試験への挑戦を奨励、中学では自然体験学習(長野県)や農工芸体験学習(福島県)、西日本探訪(沖縄・九州・関西など)を実施、高校では全員参加の海外学校交流もあり、豊かな人間性を育んでいく。

 教員の専任率が約8割と高いのも特徴で、学年6クラスを11人の専任教員が担当。学校行事から放課後の補習や講習まで、程よい距離を保ちながら、生徒たちと向かい合っている。

 男子校らしく、運動部・文化部とも盛んで、高学祭(文化祭)などにも力を入れている。

「昨年度の高学祭は、残念ながらオンラインでの実施になったのですが、その中で高2のグループが教室にバーチャルリアリティーの“VRコースター”を制作。実際に机や木材を使ってトロッコの走路を構築し、ゴーグルを着けて見える風景を動画にして配信、制作の模様はNHKのEテレの番組でも紹介されました。そんな熱中の仕方も、生徒たちにとっては成長につながる貴重な体験なのです」(平野校長)

 学業ばかりでなく、生徒たちの自主的な活動を後押しする校風が、高輪にはある。昨年3月にはJR「高輪ゲートウェイ」駅が開業し、アクセスが抜群に良くなった。最寄り駅がこれまでの泉岳寺駅、白金高輪駅に加えて計3駅となり、通学の乗り換えが楽になった。

 立地の良さと難関大への現役合格率の高さで、高輪の人気は、じわりと上昇している。

オンライン高学祭でも人気だった高2の「VRコースター」のトロッコや走路などは冬休みを利用して制作された
高輪中学校・高等学校
https://www.takanawa.ed.jp/

 

 

本当に子どもの力を伸ばす学校

学校データ

高輪中学校・高等学校
男子校
最寄り駅
JR山手線・京浜東北線
「高輪ゲートウェイ」、
都営地下鉄浅草線・
京急線「泉岳寺」、
都営地下鉄三田線・
東京メトロ南北線「白金高輪」
〒108-0074
東京都港区高輪2-1-32
03-3441-7201
https://www.takanawa.ed.jp/
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