本当に子どもの力を伸ばす学校

五感を通じた表現活動で、創造性や探究心、国際感覚を育む

玉川学園中学部・高等部

61万平方メートルの緑豊かなキャンパスに、幼稚園から大学・大学院、研究施設までがそろう総合学園。創立以来「全人教育」を教育理念に掲げ、キャンパス全域を学びに活用して、独自の「探究型学習」や「国際教育」によって創造的で国際的な人材を育成している。

玉川学園中学部・高等部
中西郭弘(かつひろ)中学部長

 創立者・小原國芳が提唱した「全人教育」を教育理念に掲げ、「ゆめの学校」として開校された玉川学園。「個性尊重」「自学自律」など12の教育信条を掲げ、幅広い分野の知識を基礎から着実に習得させることで、グローバル人材に必要な基礎的教養を育むとともに、豊かな人間性の育成を目指している。

「本物に触れる」教育を重視し、体験学習型の「玉川アドベンチャープログラム(TAP)」、「労作」と呼ばれる自発的な活動や創造的な仕事などを通して感性を磨き、新しい発想が生まれる土台をつくっている。

 その教育理念や信条をベースとして、「中学では、『深み・丸みのある大人』になるために“触れて・感じて・表現する”教育を目指しています。教員は学校生活のあらゆる場面で五感を使う仕掛けを提示。例えばキャリア教育でも、そうした授業を実施しています」と語るのは中西郭弘中学部長だ。

 例えば、技術の授業では、プラスチック製シャープペンシルを分解して、“プラスチックを減らすとしたら”という視点から代替できる部品を考えさせる。商品を取り上げることで企業を身近に感じたり、プラスチックという視点では環境問題への関心にもつながる。「まず職業ありきではなく、今の社会にどんな課題があって、自分がその解決にどう関わっていけるのかを考え、そこから生まれる興味やワクワク感を大切にしています」と山田真也・技術・家庭科主任。こうしたアプローチは、「触れて・感じて・表現する」と並んでもう一つ掲げている、“玉川しぐさ(他人や社会全体を考えて行動するなど)”に通じるものだ。

 高校では中学で磨きをかけた感性に、知性を加えた「知性と感性の共創」を目標に掲げている。

「“感じる”は玉川にとって教育の根幹となる大切な言葉です。感じる心を育てることから、学齢に応じた気付きが始まり、次に行動が起こります。高校では感性とともに将来の夢を実現するために必要な知性と行動力を身に付けさせています」と長谷部啓高等部長。例えば、中学で学んだ「SDGs」を高校ではさらに発展させ、「サステナブル・ブランド国際会議※ 2021 横浜」で「環境、プラスチック、ものづくり」をテーマに発表した生徒たちもいる。

夢をかなえるための
多様な取り組み

 創立者・小原國芳は、「他の人より一つでも多くの夢を持ってほしい」という願いを込めて、「夢」の文字の“夕”の部分に点を加え、1画多い夢を書いた。

「STEAM(スティーム)教育を取り入れた学びや、教育信条の一つである国際教育の推進、その一環としての国際バカロレア(IB)プログラムの導入も、思考力・判断力・表現力・探究力を育み、夢をかなえるためのものです」(長谷部部長)。「ぜひこの恵まれた環境の中で大きな夢の実現にチャレンジしていただきたい」(中西部長)。

※「サステナブル・ブランド国際会議」……サステナビリティをテーマとした国際会議
K-12中央校舎のシンボル、ラファエロ『アテネの学校』の原寸大陶板の前で。左から長谷部高等部長、中西中学部長、山田技術・家庭科主任
玉川学園中学部・高等部
https://www.tamagawa.jp/academy/
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学校データ

玉川学園中学部・高等部
共学校
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「奈良北団地」下車
〒194-8610
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042-739-8931
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